名取香り、「シャワーを浴びる前に抱いて」と涙!?

＜シャワーを浴びる前に抱いて　ナミダ誤魔化す前に
　メチャクチャ抱いて　キミとワタシの境目が
　ふたりの熱でとけて　ひとつになっちゃうまで…･＞

この色っぽい歌詞は、８月22日リリースの名取香りのニュー・シングル「シャワーを浴びる前に」の一部だ。８ヶ月ぶりのシングルとなる今作は、メンドくさくてワガママな女の子の気持ちをリアルに綴った“ダメカワSONG”。ダンサブルな要素も踏襲しつつ、グルーヴィでオーガニックなバンド・サウンドに仕上がっている。

■「シャワーを浴びる前に」 スポット

そしてこの曲の作詞をしたのは、安室奈美恵、松たか子などの作品で知られる前田たかひろ氏。名取との８時間にも及ぶトークセッションの中で、メンドくさくてワガママで、でも何ともいえず魅力的な“ダメカワイイ”女の子像が生まれ、今作の歌詞ができあがったという。歌詞の女性像ついて名取は「本当に嫌いな女性像…でも私です」とコメントしている。

…ということは、名取香りはシャワーを浴びる前に抱いて欲しい派なのか!?　なんて妄想はさておき、今作で注目して欲しいのは、色っぽい歌詞はもちろん、ジャケット写真と彼女のアーティスト写真だ。

名取香りといえば、日本人離れしたエキゾティックなヴィジュアルと、ゾクゾクするほどセクシーで吸い込まれそうな瞳が魅力のアーティスト。だが、今作のジャケット写真およびアーティスト写真にはそういった要素はなく、これまでとは違ったキュートで爽やかな彼女の姿が映し出されている。

透き通るような白い肌と淡いピンクの唇、頬を染めるチークと眉より短く切られた前髪･･･といった彼女の姿からは、以前のエキゾティックでセクシーな雰囲気は感じられず、とってもピュアな印象。ちょっと前までの彼女の印象は、恐れ多くて話しかけにくい雰囲気の女性といった感じだったが、甘えた猫のような瞳でニッコリと微笑む今作の彼女は、人懐っこそうで思わず話しかけたくなる雰囲気だ。

そんな清潔感漂うジャケットながら、歌声はかなりセクシー。ちなみにカップリングには「ワガママ奴隷」と、これまた過激なタイトルの楽曲が収録されている。＜アタシは奴隷 愛の奴隷＞と衝撃的な歌詞で始まるこちらの楽曲は、フランスの歌姫・AYOの楽曲「And It'S Supposed To Be Love」のカヴァー。こちらも聴き応えたっぷりの１曲となっている。

BARKSでは新たな魅力を放ちだした彼女のインタヴュー特集を近日中に公開予定。こちらもお楽しみに！

■名取香り コメント映像

◆リリース情報
ニュー・シングル「シャワーを浴びる前に」
UPCH-80033　￥1,100（tax in）
2007年８月22日発売

名取香り オフィシャル・サイト
http://www.universal-music.co.jp/natori/