元ダークネスのジャスティン、銀幕デビュー

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元ダークネスのフロントマン、ジャスティン・ホーキンスが俳優として銀幕デビューすることになった。ホーキンスは、60年代にTriumph Recordsを創立した60年代のヒット・メーカー、ジョー・ミークの人生を取り上げた映画『Telstar』で、後に政治家へ転向したミュージシャン、“スクリーミン・ロード・サッチ”ことデヴィッド・サッチを演じるという。

『Telstar』は、ガイ・リッチー監督の代表作『Lock Stock And Two Smoking Barrels』に主演していたニック・モランの初監督作品。モラン自身、そして『セヴン』『アメリカン・ビューティー』でお馴染みのアカデミー男優ケヴィン・スペイシーが出演する。

ホーキンス演じる“ロード・サッチ”は、UKのショック・ロッカーの第1人者。アリス・クーパーやオジー・オズボーンが登場する以前の60年代に、切り裂きジャックの衣装を身につけ棺おけの中から登場するなどホラーをテーマにしたショウを行なってきた。'83年にはOfficial Monster Raving Loony Partyという政党を設立し政治家に転向している。

ホーキンスは、慣れないながらも俳優業を楽しんでいると『The Sun』紙に話したそうだ。「この役をすごく気に入ってる。ニック・モランが温かく励ましながら指導してくれるおかげで、未知の世界に飛び出したもののちょっとはマシにやれてる」

ダークネスを去って早くも1年。ホーキンスはソロ・アルバムを制作中だともいわれている。

映画『Telstar』は来年公開予定。

Ako Suzuki, London
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