美と混沌のアート!ケビン・ドリューついに新作リリース

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アドリブを重視した自由なライブ・セッション・スタイルが斬新な、メンバー17人からなる大所帯&不定形のオール・スター・バンド、それが、ブロークン・ソーシャル・シーン(以下BSS)。

このバンドはもともと、カナダはトロント出身のケビン・ドリューとブレンダン・キャニングの2人の呼びかけによりメトリック、ファイスト等が集まり結成されたバンド。そんなBSSのフロントマンであり、所属レーベルであるアーツ&クラフツの設立者を兼任するケビン・ドリューその人が、BSSから飛び出してソロアルバムを発表!というニュースに、インディロックシーンは激震が走った。

▲『スピリット・イフ...』BROKEN SOCIAL SCENE PRESENTS KEVIN DREW
それが、この作品だ。「ブロークン・ソーシャル・シーン・プレゼンツ・ケビン・ドリュー」という長~いアーティスト名のアルバム、フタを開けて見れば、結局メンバーは紛れもなくBSSの面々で、いわば、今回のBSSBNO作品は、ケビンがソロ並みに音楽的個性を最も強く発揮しておりまっせ、ということなのでしょう。

ただ、ケビンのソロ名義であるだけに、プラスαのゲスト陣も豪華だ。アルバムリード曲の「BACKED OUT ON THE …」には、グランジの雄、J・マスキス(ダイナソーJr.)がゲスト・ヴォーカル&ギターで参加。もちろんPVにも参加しているのだが、その撮影場がなんと、トロントでのダイナソーJr.のライブ終演後の楽屋の中。撮るのであれば今この場所しかない!と収録を強行したものだが、かえってメンバー3名のからみがマジックを生み、臨場感溢れるスリリングなセッションを繰り広げています。これがまた鳥肌モノのカッコよさ!

■「バックト・アウト・オン・ザ・コック」PV
https://www.barks.jp/watch/?id=1000019700


■「Farewell to Pressure Kids」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000019813

■「Fucked Up Kid」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000019814

■「Lucky Ones」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000019815

■「Backed Out On The...」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000019816


そしてファンにはもうひとつの朗報。この「ブロークン・ソーシャル・シーン・プレゼンツ~」は、今後シリーズ化されていくらしい。次作はもう一人のリーダー、ブレンダン・キャニングが主役になるとのこと。ちょっと目が離せなくなりました。
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