マリア・カラス、30回目の命日にイベント開催決定

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「DIVA(歌姫)という言葉の意味はまさに彼女によって定義された」と2007年2月、第49回グラミー賞で功労賞を贈られたマリア・カラス。しかし彼女が亡くなったのは1977年9月16日…そう、もう今から30年も前のことになる。53歳という若さだった。

しかし世界的に名の知れたソプラノ歌手は、未だマリア・カラス以外に存在しない。個性的で豊かな声、ドラマチックな歌唱力、DIVAと呼ぶにふさわしい容姿。だが、彼女の人生の裏舞台は、大富豪との悲恋に泣いた孤独なひとりの女性だったという。

日本にも多くのファンをもつ彼女の人生を描いた映画「マリア・カラス 最後の恋」(来春公開)を記念して、9月16日にはいち早く“抜粋試写”を兼ねたメモリアル・イベントが霞ヶ関イイノホールにて行なわれることになった。

演劇界からマリア・カラスを演じたこともあるという黒柳徹子、オペラ界からはカラスを敬愛する鈴木慶江、そして華道界からも幼少の頃からカラスのファンだったという假屋崎省吾のトークを交えつつ、マリア・カラスの秘蔵映像も公開される豪華イベントだ。

今年4月にリリースされた没後30年記念ベスト盤『永遠のディーヴァ』も、オペラ作品では異例の3万枚を突破しており、30年経った今、改めて彼女の魅力が再燃する流れが起こりつつある。
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