B・パーティ、自身が経験した人種差別について語る

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人種差別に反対する<Love Music Hate Racism>キャンペーンに参加しているブロック・パーティのシンガー、ケリー・オケレケが、自身が経験した人種差別について語った。オケレケは4歳のころから「肌の色が違うため、自分は他の人とは違うのだ」と感じ始めていたという。

彼はNME.COMにこう話している。「数年前、従兄弟が人種差別で暴行にあって死んだよ。若いときに感じてた不安がここんとこ強まってきた。俺が覚えてるのは4歳のころ、公園で遊んでたときのことだ。ガキの1人が俺について何か言ったんだよ。そのとき初めて、俺の肌の色は他の奴らと違うって気づいた……。4歳で、俺はみんなとは違う、同じ国に住んでいようが、俺には閉じられた道や扉があるんだろうってことを実感したんだ」

『NME』紙は、白人民族主義を謳う政党British Natinal Partyの台頭に反対し、<Love Music Hate Racism>と提携しCD2枚を制作。ブロック・パーティのほか、ベイビー・シャンブルズ、ダーティ・プリティ・シングス、The Viewやジ・エナミー、ハード・ファイらが参加したCD1は『NME』最新号で手にはいる。またマキシモ・パーク、マヌー・チャオ、ビフィ・クライロ、ビリー・ブラッグらが参加したCD2は、NME.COM/lovemusichateracismから無料でダウンロードできる。両CDとも新曲、ライヴ・ヴァージョン、リミックスなどレアなトラックが収録されている。

Ako Suzuki, London
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