ポール・ウェラー、再結成ブームに興味なし

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今年は空前の再結成ブームが巻き起こっているが、ポール・ウェラーはザ・ジャムのリユニオンに全くもって興味がないそうだ。元バンド・メイト、ブルース・フォクストン(B)とリック・バックラー(Dr)は、ジャムのラスト・ギグから25周経ったのを記念し12月に“From The Jam”の名でショウを行なうが、ウェラーは「優れたミュージシャンは過去に目を向けず、ほかのことをすべき」と話している。

ウェラーは『The Sun』紙の独占インタヴューでこう語った。「ベストの状態のまま残しておいたほうがいいものもある。口に甘みを持ったまま、いい思い出として記憶に残るだろ。優れたミュージシャンだったら、過去に目を向けないでほかのことをすべきだ」「俺は全くリバイバルなんてものに興味ないね。なんでみんな、再結成するんだ? 特定の誰かのことを言ってるんじゃないよ。でも、みんな先に進むべきだ。ケンカ売ってるわけじゃないが、ベストな状態で残しておくべきものもあるんだよ」

数年前は曲が書けないスランプ状態に悩まされたというウェラーだが、現在は創作意欲にあふれ、9枚めのソロ・アルバムを制作している。すでに18曲もレコーディングしたそうだが、まだまだ書き続けているという。「ダブル・アルバムにしたいんだ。書けるだけ書いて、できるだけレコーディングしてる。これまでで最高のアルバムにしたいんだ」

新作は来年春のリリースを予定しているという。

Ako Suzuki, London
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