JAY-Z、インスパイアされて作り上げた自作にインスパイア

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1970年代、ニューヨークに実在した伝説のギャングスター、フランキー・ルーカスと彼を追いかける刑事…ラッセル・クロウ、デンゼル・ワシントン、監督はリドリー・スコットで贈る話題の映画が『アメリカン・ギャングスター』。日本ではお正月公開の予定だ。

超豪華キャストの共演に、T.I.、コモン、RZAなどのアーティストも出演しているということで話題になっているのはもちろんのこと、なんとJAY-Zが、この映画にインスピレーションを受けニュー・アルバムを制作してしまったというから凄い。

タイトルはそのまま『アメリカン・ギャングスター』。国内では11月21日にリリースが決定した。

なんでもJAY-Z、映画『アメリカン・ギャングスター』を観て、自身がニューヨークのハスラーだった頃を思い出しアルバムを制作したとのこと。…なのだが、当のフランキー・ルーカスという人物は、ヴェトナムで戦没した兵士の棺に麻薬を隠し密輸したり、当時のギャングの常識を逸脱した人物として伝説を残す凶悪漢。当時、暗黒世界を牛耳っていた白人マフィアを遥かに上回る巨額の取り引きを数多く成功させた人物というから、ちょっと想像つかないヤヴァイお人なワケだが、そんな映画にインスパイアされちゃったってこと自体、JAY-Z、あんた、ちょっとコワイんですけど大丈夫でしょうか。

さらにJAY-Z、映画『アメリカン・ギャングスター』にインスパイアされた自身のアルバム『アメリカン・ギャングスター』を基に映画を制作したいと、若干頭がこんがらがった計画を考えているそうで、んー、それは関根勤の真似をする関根麻里を元に千葉真一の真似を…ちょと違うか。

本人は至ってまじめに、自身が主演した映画『Street Is Watching』(1998年)のような作品にしたいと、コメントしている。

なお、11月のアルバム・リリースのタイミングで、短期間ではあるものの全米ツアーを行なうことになっているが、その内容は『アメリカン・ギャングスター』の収録曲のみ披露されるというこだわりを見せている。

そんな愛すべきJAY-Zのリリースを記念し、defJamモバイルサイトにて、Def Jam×映画「アメリカン・ギャングスター」スペシャル・キャンペーンが実施される。期間は10月31日(水)~12月31日(金)限定だが、要注目新人“R&B”シンガー・ソングライター、ザ・ドリームとジョンテイ・オースティンもキャンペーンの目玉として登場しており、ヒップホップファンもR&Bファンも楽しめる企画になっているようだ。キャンペーン内容は下記の通り。

<Def Jam×映画「アメリカン・ギャングスター」スペシャル・キャンペーン>
defJamモバイルサイト(defjamrecordings.jp)
期間:10月31日(水)~12月31日(金)
●計100名様に映画チケット、そしてレアなDef Jamデッド・ストックをプレゼント
●JAY-Z「ブルー・マジック Feat.ファレル」の着うたフル(R)独占先行配信
●ザ・ドリーム「ショウティー・イズ・ア・テン」&ジョンテイ・オースティン「ヴィデオ」「ザ・ワン・ザット・ガット・アウェイ」の着うた(R)独占先行配信
●楽曲感想を書いてジョンテイ・オースティンとザ・ドリームの待受画面をゲット
●その他、JAY-Zのプレイ・リスト、映画紹介など
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