藤兵衛ドンと農民たち=甲本ヒロトが「第九」を歌う

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甲本ヒロトが、ベートーベン作曲「交響曲第第9番」の第4楽章「歓喜の歌」を歌い、それをリリースすることになった。タイトルは「よろこびのうた」。バックにはなんと、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の協力を得て、である。

そもそもは、世紀を経て愛されているメロディーを“現在”に生きる我々が捉えなおし表現しようという企画「A Project The Present Time Classics」から生まれたもの。

ロックとクラッシックを融合した作品を制作していくというコンセプトの元、サウンド・プロデューサーの藤原いくろうを中心に、ベートーベンの「よろこびのうた」が強烈な個性のもとにClassics Rockとして大復活しちゃったというわけだ。

数あるクラシック音楽のなかでも群を抜いて有名であり、世界的にみてもダントツな公演回数を誇り、しかも日本においては何故か年末の風物詩として愛されている「よろこびのうた」をロックしようというアイデアを固め、甲本ヒロトをヴォーカルに起用し制作に突入。

甲本ヒロトの強烈な個性で、今まで聴いたことが無い様な作品が遂に完成。アーティスト名も“ベートーベン”が変形したかの「藤兵衛ドンと農民たち」として発表するに至ったというもの。

しかも、この作品のパッケージはなんと豪華に3種類。全てに正月の風物詩“かるた”が付属しているという、分かるようなさっぱり意味が分からないようなロックな商品となっている。

●初回盤A「よろこびのうた」ビデオクリップを収録したDVD付、“かるた”封入
●初回盤B“かるた”を切り離して遊べる“かるた”絵柄デカジャケ仕様(30cm)
●通常盤“かるた”を折りたたんで封入。

30cmの“かるた”絵柄デカジャケ仕様の大きな写真を見る
https://www.barks.jp/feature/?id=1000035245


ちなみに、初回盤AのDVDに収録されている「よろこびのうた」ミュージック・ビデオでは、藤兵衛ドンに扮する甲本ヒロトの姿を見ることがでいるが、あまりにインパクト十分なこの姿、現在オフィシャルサイトでも展開中なので、一度観てみるべし。

ほんのちょっとの試聴だが、これだけ見れば、この曲にはたしてどんな詞が乗っているのか分かるはず。どうしようもなく、ヒロトって凄いですよねぇ。

オフィシャル・サイト
http://www.bmgjapan.com/toubeidon/
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