ミューズの故郷、バンドの名を冠するのを断念

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ミューズの出身地であるデヴォン州のテーンマスが、街のプロフィールに「Home of Muse, Welcome To Teighmouth(ミューズの故郷、テーンマスへようこそ)」とのキャッチフレーズを付けようと計画したが、ある誤解を招きかねないとの理由で断念した。MUSEが、インポテンスの治療であるMedicated Urethral Suppository for Electionの略にもとれることに気づいたそうだ。

テーンマス議会の代表者は、提案を却下した理由を地元紙『Exeter Echo & Express』にこう説明している。「“Home of Muse”というスローガンは、街にフレッシュでヤングなイメージをもたらしてくれて、いいのではないかと思いました。しかし、正しいメッセージを伝えられない可能性があることに気づいたのです」「地元にはバンドの熱心なファンがたくさんいますが、ミューズが世界的にどれだけ有名か知らない人も驚くほどいるのです」

リタイア後に住む場所として人気の高いデヴォンでは、ロック・バンドの名前を挙げられても首を傾げる人が多いのかもしれない。“インポテンス治療の本拠地、テーンマスへようこそ”では、たまったものではない。

現在、街には60年代の国鉄のポスターから取られた“Gem of South Devon(サウス・デヴォンの宝石)”とのスローガンが掲げられているそうだ。

Ako Suzuki, London
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