レッドリボンキャンペーン、RED RIBBON LIVE 2007レポ

現在、日本ではHIV感染者・エイズ患者が増え続けている。平成18年に国内で新たに報告されたHIV感染者・エイズ患者数は1,358件。これは過去最高の数字でもあり、予断を許さない事態となっている。
世界エイズデー レッドリボンキャンペーンとは、厚生労働省及び財団法人エイズ予防財団が、これからの社会を支える若年層にHIV・エイズがまん延しつつある現状を踏まえ、若年層の意識に届く啓発手法として、ラジオDJ、音楽アーティスト、エンターテイナーなどの各界著名人の賛同の下で啓発ライブを実施するイベントのこと。テーマは「Living Together~大切な人を守るために~」、渋谷区内の施設で、HIV検査・相談や渋谷駅周辺及び代々木公園ケヤキ並木での街頭キャンペーンも行なわれた。

イベントの総合プロデューサーである山本シュウは日本のHIVの状況を訴えた。「We are シンセキ!」という言葉をキーワードに、全国のラジオ局とも生中継でつなげられ、「出来ることを!出来る範囲で!あきらめないで!」と全国に想いが届けられた。
舛添厚生労働大臣をはじめ、さまざまなアーティストからもメッセージが届けられ、ライブ前半には絢香が登場。「三日月」「Why」を披露し、「去年に引き続き2回目の参加で、参加できるのを楽しみにしていました。メッセージを届けるためにきました!
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▲オリコンデイリー1位を獲得したチャリティー作品、「RED RIBBON Spiritual Song~生まれ来る子供たちのために~」 |
加藤ミリヤも10代代表として参加し、若い世代に訴え、湘南乃風の若旦那もサプライズで登場し、会場を盛り上げた。
そしてツアー中にも関わらず会場にかけつけたGLAYのTERU、TAKUROは「BELOVED」、「ずっと二人で…」を披露。TERUは、「シュウさんがあんなに愛情を持ってやっていると、俺たちも何かやらないとと思いました。ちょっとしたきっかけをイベントで作られたらいいなと思いました。まず自分をみつめてほしいなと思います。人は一人では生きていけないから、一緒に歩いていけたらと思います。」と話した。TAKUROも「ステージにたてることを真摯に受け止め、心を込めて演奏したい」と語った。

日本人は27世代戻ればみんなつながってしまう。「1日4人」が感染している事実を受け止め、これを機に、現実を知ることの大切さ、そしてHIV感染者、エイズ発症者を偏見や差別から守ることも大切なのだ。
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