2007年は、Arrested Developmentで締めくくり

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1992年デビュー・アルバム『テネシー(遠い記憶)』で、当時の西海岸産のハードコアなラップに対するアンチテーゼとして、それまでのヒップホップとは解釈の違う彼ら独自のハイブリッドなスタイルで世界規模の革命を起こした、天才スピーチ率いる音楽集団、アレステッド・ディヴェロップメント。

◆「ミラクルズ」PV
 https://www.barks.jp/watch/?id=1000020727
◆「ダウン&ダーティ」PV
 https://www.barks.jp/watch/?id=1000020728


その後も93年にヒップホップ・グループとしては初のMTVアンプラグド・ライヴを行なうなどの活動を続け、94年の2ndアルバム『ズィンガラマドゥーニ』発表後に惜しまれながらも解散。とはいえ、2000年、SUMMER SONIC 2000での再結成ライヴなどの活動と平行しながら、フロントマンのスピーチはソロ活動も続け、話題が途切れることはなかった。

2006年、前作より1年半ぶりの5thアルバム『シンス・ザ・ラスト・タイム』をリリースし、その健在振りをファンに見せつけた彼らだが、2007年末、待望の来日が決定した。しかも今回は久々の東京公演も含む年末のカウントダウン公演。総勢9名による未曾有のパフォーマンスは健在。

くさくさした事件も多くつまらない世情ですが、そういう時だからこそ、アレステッド・ディヴェロップメントのようなオーガニックで繊細、ディープだけどしつこくない、そんなソウルに包まれた年越しを迎えたいものです。

<アレステッド・ディヴェロップメントライヴ情報>
12月26日(水)、27日(木)  Billboard Live TOKYO
12月28日(金)、29日(土)  Billboard Live OSAKA
12月30日(日)、31日(月)  Billboard Live FUKUOKA
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