雅-miyavi-、来年ワールド・ツアー開催決定!

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独自のスタイルを確立しながら、ネオ・ヴィジュアルシーンのみならずジャンルを超えた音楽シーンのてっぺんに立つべく邁進し続けている雅-miyavi-が25日、東京・渋谷C.C.Lemonホールにて<The Beginning Of NEO VISUALIZM Tour 2007 ~下克上~>と銘打ったライヴを行なった。

この日はクリスマスということもあって、サンタの赤い帽子を被った仔雅(ファン)も多く、満員の会場はいつにも増して賑やかな雰囲気。ライヴはKAVKI BOIZのメンバー、TYKOのヒューマンビートボックスで幕を開けた。

KAVKI BOIZのメンバーが賑やかにオープニングを盛り上げる中、なかなかステージに現れない雅-miyavi-。そんな中、突如1F席の中央あたりから歓声があがる。身を乗り出して1Fを見てみると、着物を羽織り、妻折笠のような笠を手に持って顔を隠した雅-miyavi-が会場左手の扉から登場。御付とともに客席の間を通ってステージに向かう雅-miyavi-を、仔雅たちは大興奮で迎えた。

「Selfish love-愛してくれ、愛してるから-」でスタートしたこの日は、雅-miyavi-がソロ・デビューして初めてライヴを行なった場所(渋谷公会堂/現C.C.Lemonホール)ということもあり、最近の楽曲から初期の楽曲まで幅広く披露。ベース、ドラム、ヒューマンビートボックス、DJ、タップ、ペインターの6人で構成されたKAVKI BOIZとともに、得意のギターをシバきあげながら最新雅-miyavi-サウンドを届けた。

「自分革命-2007-」では、演奏する前に「メリークリスマス、渋谷! ボンボン持ってきた人、出して」とボンボンを手に持つよう仔雅たちを促す。このボンボンは、ライヴ前からKAVKI BOIZ blog(雅-miyavi-とKAVKI BOIZのブログ)でメンバーが25日のライヴに持ってくるよう告知していたもので、会場に集まった仔雅たちは、次々と両手に自作のボンボンを用意。会場中でピンクのボンボンが咲き誇った。

ライヴ中盤で雅-miyavi-が「今夜のスペシャルゲスト、雅-miyavi-です」と呼び込むと、ステージバックの大型ディスプレイに“もう一人の雅-miyavi-”が登場。映像の雅-miyavi-と「ママゴト(ex:消去と削除)」をデュエット弾き語りをするという演出で会場を沸かせた。また、「咲き誇る華の様に-Neo Visualizm-」では、2人のBMXライダーが登場し、ステージ両端で華麗なるパフォーマンスを見せた。

そして、LUNA SEAのSUGIZOが参加していることで話題の新曲「陽の光さえ届かないこの場所で feat.SUGIZO」(2008年1月16日発売)では、「尊敬しているSUGIZOさんがギターを弾いてくれています。今日も観に来てくれて、会場のどっかで観ていると思うんだけど…」とポロリ。とたんに会場からはSUGIZOの名前を呼ぶ大きな声が上がり、「ちょっ、ちょ、俺の話を聞け(笑)」と雅-miyavi-が慌てる一幕がありながらも、無事ファンの前で新曲を初披露した。

この日はそのほかライヴ定番曲の「おっさんおっさん俺なんぼ」「君に願いを」「Are you ready to ROCK?」といったナンバーも披露。和と洋をミックスした“派手でいいじゃない”なスタイル、そしてジャンルに囚われない音楽的アプローチを追及する“NEO VISUALIZM”を提唱する雅-miyavi-はこの日、「ジャンルとか格好とか関係ない。俺たちが変えていくからついて来いよ。新しいシーンを一緒に作っていこうな」と応援してくれる仔雅たちへ、自信たっぷりに伝えた。

さらに終演後、ステージのスクリーンには、この日のライヴを収録したライヴDVDの発売と、来年ワールド・ツアー開催決定の告知が映し出され、会場では悲鳴にも似た歓喜の声があちこちで上がった。なお、ユニバーサル公式サイトでは、今月29日(土)の1日限定で、ニュー・シングル「陽の光さえ届かないこの場所で feat.SUGIZO」のPVフル視聴を実施する。こちらもお見逃しなく!
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