【Many Merry Diaries】羊たちの激白:メリーのツアー日記 師走篇:番外編

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『Many Merry Days #3』が終了したからといって、そこでメリーの2007年が終わってしまったわけではない。12月29日の午後10時過ぎ、筆者はガラから呼び出され、都内某所の焼肉店へ。すると、立ち込める煙の向こうにはメンバー全員が顔を揃えていた。

▲BUCK-TICKの打ち上げに初参戦する直前、ビールと焼肉でウォームアップするメンバーたち。これが事実上、<#3>の打ち上げでもあり、忘年会でもあった。
もしかしてツアーの打ち上げ? いや、違う。筆者もメリーのメンバーたちも、実は日本武道館でBUCK-TICKを観てきたばかり。そして、ここで軽めの腹ごしらえ(が焼肉だというのが実に若々しいが)を済ませ、これから“禁断のBUCK-TICK打ち上げ”に出かけようとしているところなのだ。

ちなみに前回の原稿でも書いたが、この前夜、東京に戻ってくるやいなやガラは下北沢SHELTERでのBALZACのライヴに直行。正に“公私ともにライヴ漬け”という感じである。

さて、結果的には、充実感の高い濃密なツアーとして記憶されることになりそうな今回の<Many Merry Days #3>だが、実は途中にはアクシデントもあった。メンバーたちからのメールの文面から察していた読者もたくさんいるはずだが、某メンバーがまず体調を崩し、それが他のメンバーにも伝染。敢えて誰とは書かずにおくが(もうバレてる?)、そこで彼らは、風邪の菌が充満する空間で行動を共にしなければならない“冬のツアー”の厳しさを実感することになった。

で、次回のツアーは花粉症の季節だったりもするわけだが、むしろ自分たちの側から花粉をまきちらすくらいのイキオイで5月3日の横浜文化体育館まで激走を続けて欲しいものである。

というわけで、一応、今回をもってこの連載は終了ということになる。が、なんだかメンバーたちからの近況報告メール攻撃はこれからも続きそうだし、これまでとは違ったカタチでの存続も考えてみたいところではある。そして<Many Merry Days #4>の際に連載復活が実現するかどうかは、ぶっちゃけ、皆さんからの反響次第だったりもする。「是非この連載を単行本にしましょう!」なんていう要望の殺到も(笑)期待しております。

それでは皆さん、よいお年を。とか言いつつ、僕はまだまだ仕事が残っているんだが。

増田勇一
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