トリスタン・プリティマン、待望の新作

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サーフ・ミュージックの女性パイオニア:トリスタン・プリティマンの新作が、2月20日に日本先行発売にてリリースされることが決定した。

なかでも注目の新曲「マッドリー」は、アルバムに先駆けて1月9日から「着うた(R)」「着うたフル(R)」で配信スタートとなった。

トリスタンは、南カリフォルニア州サンディエゴのビーチ・タウン、デルマー出身。サーフィンと音楽を楽しみながら典型的な南カリフォルニア・ガールの日々を送るシンガー・ソング・ライターだ。

ジャック・ジョンソン運営の映像集団ムーンシャイン・コンスピラシーが制作した映画『Shelter』(2001年)のサントラ参加が話題となり、G.ラヴ、ドノヴァン・フランケンレイターらのツアーに参加したことがきっかけで彼女の名前が広まることになる。

「トリスタンがすごい!」という噂の中、ヴァージン・レコーズと契約しデビューに至るという、サーフ・ミュージック・シーンのシンデレラ・ガールだ。

約3年ぶりとなる待望の新作のレコーディングは、ソングライターでもあるイギリス人プロデューサー:マーティン・テレフェ&サーシャ・スカーベックと共にロンドンで6週間以上にわたって行なわれた。マーティン・テレフェはKTタンストールやジェイムス・モリソンを、サーシャ・スカーベックはジェイムス・ブラントを手がけた新鋭の腕利き。アコギ、スチール・ギター、ウーリッツァー、ハモンドオルガン、ストリングスが入り混じる多彩なサウンドに仕上がった今作『トゥエンティスリー』は、彼女が敬愛するザ・バンド、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディランといったアーティストによる60年代、70年代のカントリー・ブルースやフォークソングへの飽くなき愛情を感じさせる1枚だ。

故郷カリフォルニアの魅力と、今のトリスタンを全て注ぎ込んだ、ポートレイトとも言える1枚。彼女の人生、愛、そして失恋に至るまでが魅力的なスモーキー・アルトボイスで歌い上げられている。
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