グラスゴーの超大型ニューバンド、Correctoに注目

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古くはオレンジ・ジュースやアズテック・カメラから、ベル&セバスチャン、モグワイ、トラヴィス、最近ではフランツ・フェルディナンドやスノウ・パトロール、フラテリス等々、数多くの良質ポップ・バンドを輩出してきた音楽都市、グラスゴー。ザ・パステルズなしにはフリッパーズ・ギターは語れない(…多分)うえ、AC/DCのヤング兄弟だって生まれはグラスゴーというところからも、この小さな街が世界の音楽シーンにちょっとした影響を与えてきたことは言わずもがなでしょう。

▲『Correcto』
そんなグラスゴーで今アツい注目を集めているのが、DOMINOのニュー・カマー4人組、Correcto(コレクト)。なんとこのバンドは、現在グラスゴーで最も儲けているであろうバンドこと、あのフランツ・フェルディナンドのドラマー、ポール・トムソンが参加した新プロジェクトなのです。

もともとグラスゴーのミュージシャン、ダニー・サウンダースが結成したCorrectoは、ポールの他にも伝説の地元バンド(デビュー前からすでに解散済み)のRoyal Weのベーシスト、パトリックも参加、現在はギターのリチャード(Par Carkというバンドで、あのデイヴィッド・シュリグリー画伯とも活動しているとか!)を加えた4人組で活動中、まさにグラスゴーご当地スーパーバンドとなったのです。

そのCorrectoが本格的に活動をはじめるとその超キャッチーなチューンの噂が噂を呼び、なんと名門DOMINOとのレコード契約を獲得。昨年リリースした7インチ・シングル「Joni」は、その一度聞いたら忘れられない甘酸っぱいメロディと、クセになるへなへな具合が話題となり、一躍アンダーグラウンド・ヒットに。同郷スティーヴン・パステルを髣髴させるダニーのヘタウマ・ヴォーカルが印象的な、彼らのちょっと切ないほのぼのガレージ・ポップ・サウンドが詰まったデビュー・アルバム『Correcto』(4月9日リリース予定)には、今から熱い注目が注がれてるのだ。
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