アーケイド・ファイア、来日を控えメッセージ到着

ポスト
数多くの日・米・欧の各メディアで絶賛、多くの「2007年度ベスト・ロック・アルバム」へのTOP10を飾っている、アーケイド・ファイアの2作目『ネオン・バイブル』。日本では輸入盤のみのリリースだが、既に多くの支持を受け、今最も来日が渇望されているバンドのひとつ。

そんなアーケイド・ファイアが2月に行なう日本ツアーを控え、コメントメッセージがバークス到着した。インタビューに応えてくれたのは、ドラマーのジェレミー・ギャラ(写真左から2番目)。

巨大な各フェス会場を躍らせ、ニューヨークでのコンサートでは25,000人を動員したという、インディー・ロックを牽引する最高峰の彼ら、2008最新の発言である。


▲『ネオン・バイブル』
──まず、おめでとうございます!『ネオン・バイブル』は日本も含めた世界中のロック誌から「2007年の最も素晴らしいロック・アルバム」であると賞賛されています。これをどの様にお考えでしょうか?

ジェレミー・ギャラ:『ネオン・バイブル』に対するリアクションはバンドが予想していた以上だったよ。よくあるのは一枚目が受け入れられると二枚目に対する批評が厳しくなったりするんだけど、僕らは何とかうまくやることができたよ。アルバムの出来にも満足している。それが全てだよ。

──『フューネラル』と『ネオン・バイブル』の違いについてきかせてください。

ジェレミー・ギャラ:(途中からバンドに加入したので)僕は『ネオン・バイブル』でしかプレイしていないんだよ。だから僕にとっては『ネオン・バイブル』が全てかな。

──2005年のサマーソニックで既に来日しているので今回が2回目の来日となると思いますが、前回のライヴはいかがでしたでしょうか?日本についての印象は何かお持ちですか?

ジェレミー・ギャラ:サマーソニックは楽しかったよ。今回フェスじゃなくて単独公演ができてほんとにうれしいよ。日本ではのんびりとして色んな所に行けたらいいんだけど、もう一年もツアーを続けているのでライヴが終わったらすぐカナダに帰る事になるかな。僕は日本が好きで個人的には4回目の来日になるけど、また行ける事を楽しみにしているよ。

──日本でライヴ以外に何か予定されている事はありますか?

ジェレミー・ギャラ:メンバーのうち何名かは朝早く起きて東京の魚市場に行くんじゃないかな。あと個人的にはオフの日に京都にまた行って散策でもしたいかな。

──普段どんな音楽を聴いていますか?

ジェレミー・ギャラ:メンバーみんな色んなのを聴いてるよ。クラシックとかロックとか環境音楽とか、何でもね。でもニュー・カントリー音楽とか”アメリカ万歳”みたいな歌の内容のカントリー音楽とかはほんと最低なのでバンドのメンバーは誰も聴かないけど。

──2008年の予定をお聞かせ下さい。

ジェレミー・ギャラ:はっきりしているのは「何も計画しない」って事かな。僕らはいつも計画立ててやったりはしないよ。一年も続いたツアーが日本で終わるんだけど、すぐにうちに帰ってしばらくは普通の生活がしたいかな。多分メンバーとはその後集まって曲を書いたりレコーディングしたりする事になると思うけど。でもスケジュールを事前に決めたりはしないよ。僕らは普通のバンドで、普通の人でいたいしさ。

ありがとうございました。今年のグラミー賞で「ベスト・オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」部門でノミネートされておりますが、受賞式の時バンドは日本でツアー中ですが受賞されることを願っております。

<アーケイド・ファイア来日公演>
2008年2月7日(木) @大阪 なんば Hatch
2008年2月8日(金) @名古屋 Club Diamond Hall
2008年2月11日(月・祝) @東京 新木場 Studio Coast
http://www.creativeman.co.jp/2008/arcade/index.html
この記事をポスト

この記事の関連情報