カール「レディオヘッドに続きたかったのに…」

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ダーティ・プリティ・シングスのカール・バラーは、新作を購入者が価格を自由に決められるレディオヘッド・スタイルでリリースしたかったそうだ。が、そのアイディアはマネージャーに即却下されてしまったという。

カールは『NME』誌にこう明かしている。「レディオヘッドのようにネットでアルバムを配信したいって思ったんだ。彼らのやったこと見て“これはスゴイ。俺たちもやろうぜ”って言ったんだよ。でもアラン(・マッギー/マネージャー)から速攻、それはあり得ないって言われちまった…わけさ」

ダーティ・プリティ・シングスは2ndアルバムに向け、すでに20曲ほどレコーディングしているという。「ライヴでレコーディングしてないんだ。そんなの初めてだったよ。ちょっと不安だった。これまでの3枚のアルバム(リバティーンズ2枚、ダーティ・プリティ・シングス1枚)はどれもライヴでレコーディングしてるんだ。でも、今回の曲にはメロディーがいっぱいある。ガンガンやっちまうと、それを失っちまう危険があったんだ」

また彼は、デビュー・アルバムとの違いをこう説明している。「(前作より)ちょっと聴きやすいよ。でも、イージー・リスニングってわけじゃない」「情熱や目指すものは同じさ」

'06年の『Waterloo To Anywhere』に続く新作は、この春リリース予定といわれている。バンドは来月パリで開かれる、ロンドンとパリのアーティストによるミュージック・コラボレーション・イベント<The Stage Of The Art>でアコースティック・ギグを行なう予定。150枚オンリーというチケットは、当然のこと瞬く間に完売した。

Ako Suzuki, London
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