ニューミュージックの元祖、あの“猫”が復活

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小室等・吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげるの4人が立ち上げたレコード会社、それがフォーライフレコードだが、現フォーライフミュージックの1レーベルとして「フォーライフレコード」が復活して約3ヶ月。小室等の新グループ“まるで六文銭のように”の新作リリース、原田真二のデビュー30周年記念盤…と最スタートしたレーベル機能が、次に仕掛けたものは…なんと猫。

吉田拓郎のバック・バンドから出発し、ニューミュージック黎明期のシーンを担った伝説のバンド“猫”が再結成 し、フォーライフレコード復活第三弾として3月26日にアルバム『猫5』をリリースすることが決定した。

アルバム『猫5』は、過去の名曲を新たに録音し、より熟成された楽曲へと昇華させて2005年にインディーズレーべルから発売されたもの。ただし今回フォーライフレコードからリリースされる作品は、先のオリジナル『猫5』に加えて、新録された1972年発表の代表作「雪」、「地下鉄にのって」(吉田拓郎作曲)の2曲を追加収録。また、作詞:伊勢正三、作曲:及川恒平を迎えた新曲「Namida」も入り、ジャケットも一新したリニューアル・スペシャル盤となっている。

1975年の解散からそれぞれの年月を過ごした“猫”達の今が余すところ無く収録されている一枚となっている。演奏の素晴らしさはもちろん、70年代を思い起こさせる常富喜雄のボーカル、渋みのある重厚な内山の歌声とボトムを支える石山の3人での絶妙なコーラスワークは必聴だ。“猫”世代の貴兄に是非聴いてもらいたい。

<収録予定楽曲>(全16 曲収録予定)
01.雪 〈Sg 1972.8.21 〉
02.Namida
03.地下鉄にのって〈Sg 1972.11.21 〉
04.マリン酒場
05.常春
06.各駅停車 〈Sg 1974.3.21 〉
07.さよなら僕は気まぐれ〈Al 1972.12.21 〉
08.時の贈りもの
09.渚に残したもの
10.サンフランシスコ・ベイ・ブルース
11.ウタヲウタウ
12.カフェ・マンゴスチン
13.涙
14.花吹雪桜一家と申します
<ボーナストラック>
コスモス 〈Sg B面 1974.12.5 〉
他1曲予定
※〈 〉内はオリジナルアナログレコードの発売日。
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