増田勇一の『今月のヘヴィロテ(1月篇)』

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勝手ながら新企画です。取材で顔を合わせる国内ミュージシャンたちからよくぶつけられるのが「ところで普段はどんな音楽聴いてるんですか?」とか「2007年度の個人的ベスト・アルバムは何ですか?」といった質問。そんなわけで、今回から毎月末に、その月に聴きまくったアルバム10枚のラインナップをお伝えすることにする。

とはいえどのアルバムを何回聴いたとか正確に記録をつけているわけではないので、順位はつけられないし、かなりテキトーに選んでいることを念のためお断りしておく。とりあえず1月中に国内盤としてリリースされた作品を中心にセレクトするが、現在、僕の机上の「ヘヴィ・ローテーションな一角」に積まれているCDのラインナップはこんな感じである。

●ブラックマーケット『ジ・エレファント・イン・ザ・ルーム』
●マーズ・ヴォルタ『ゴリアテの混乱』
●ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン『スクリーム・エイム・ファイア』
●シルヴァーサン・ピックアップス『カーナヴァス』
●ミュートマス『ミュートマス』
●OBLIVION DUST『OBLIVION DUST』
●エアボーン『ランニン・ワイルド』
●モー『スティックス・アンド・ストーンズ』
●NICOLE ATKINS『NEPTUNE CITY』(輸入盤)
●KIDNEYTHIEVES『ZEROSPACE』(輸入盤)

なかには「やっと国内盤で出た!」というものも含まれているが、逆に言えばそれらの作品にはかなり長いこと楽しませてもらっているということ。さらに付け加えておくと、昨年12月にリリースされたベイルートの『フライング・クラブ・カップ』、レディオヘッドの『イン・レインボウズ』、スプーンの『ガ ガ ガ ガ ガ』も同じ山のなかに積まれている。

もちろん2月以降に発売が予定されている作品の試聴音源のなかにも聴きまくっているものがいくつかあるが、それについてはまた改めて。そしてもうひとつだけ補足しておくと、マーズ・ヴォルタとニコール・アトキンスの作品については、早くも「2008年度のベスト・アルバム候補?」という予感をおぼえ始めている。ではまた。

増田勇一
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