噂の4人組ジーズ・ニュー・ピューリタンズ、来日決定

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平均年齢20~21歳、美形ともっぱら評判の双子Jack(Vo/G)&George(Dr)のBarnett兄弟率いるジーズ・ニュー・ピューリタンズ。

イングランドのサウスエンド・オン・シーで結成されたバンドは、バンド名をThe Fallの曲名にちなんで命名。その名前に恥じぬ、独特のフィルム・ノワール風世界観と、スリリングなちょいゴス・ポストパンク・サウンドでじわじわと話題を呼び、その噂を聞きつけたファッション界の、Hedi Slimaneの寵愛を受けるようになったとか(GeorgeがHediのアシスタントをしたことがきっかけだったらしい)。

2007年、Hediが担当した最後のディオール・オム・コレクション秋冬シーズンのために、ジーズ・ニュー・ピューリタンズはオリジナル・サウンドトラック「Navigate, Navigate」を書き下ろした。メンバーのGeorgeとThomas Hein(B)がランウェイに立ったことで、極小インディからたった1枚EPを出しただけにも関わらず、彼らは一気に世界中の注目を集めることになった。

▲『ビート・ピラミッド』
見事DOMINOとの契約を勝ち取ると、2007年シングル「Colours/Numbers」をデジタル・オンリーでリリース。この作品によって彼らへの世界的な注目度はウェブを通じさらにアップ。某音楽誌で持ち上げられたかと思えば、他紙では酷く叩かれたりと、アルバム・デビュー前から愛憎入り混じった激論を呼び起こしているという、デビュー前から特筆すべき注目度を誇る。NMEやMOJO、Qといった媒体でも「今年の注目株」として取り沙汰されていることも、その激論に油を注いでいる模様。

そんな中、巷の早耳音楽ファンの間で流れている「TNPはやばいらしいよ」という評判を、その目で確かめる日が到来する。そう、3月12日リリース予定の待望のデビュー・アルバム『Beat Pyramid』を目前に、来日が決定したのだ。

2008年3月1日、場所は新木場スタジオコースト。その「カフカ・ミーツ・ジョイ・ディヴィション・ミーツ・16世紀オカルト・ミーツ・デトロイト・ヒップホップ・ミーツ・ドクター・フィールグッド」と言われる、ダークでちょっと不可解な世界観と、一度聴いたら忘れられないキャッチーな呪文フックが、遂に日本正式上陸ということ。これは、事件です。
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