ベック「『Odelay』は最後の作品になるかと思った」

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『Odelay』をデラックス盤でリイッシューしたベックが、12年前に作られた作品を振り返った。彼は『Odelay』は「自分の最後の作品になるかもしれない」と思っていたそうだ。

彼は『Rolling Stone』誌にこう語っている。「僕がアルバムを作ることができる最後のチャンスになるかもしれないって思ってた。(世間から)一発屋だと見られてるってわかってたから」その覚悟があったからこそ素晴らしい作品が誕生したのか、『Odelay』はベックの代表作になった。

『Odelay』のデラックス盤は当初、10周年記念として発表されるはずだったが、約2年の遅れをとり先月末にリリースされた。しかし、待った甲斐あり。2枚組みのディスクは、オリジナルのほかB面トラック、リミックス、未発表曲など19曲が追加された豪華盤。日本では3月5日にリリースされる。

ベックは現在、ニュー・アルバムを制作中。プロデューサーの名は明かさなかったが、ハリウッドのスタジオでレコーディング中だという。ベックは「脱線するつもりはないからね。みんなが思ってるより、早くできるかもしれないよ。間違いなく年内だ」と話している。

Ako Suzuki, London
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