イラナ、砂漠化防止のチャリティーコンサート実施

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いま急速に砂漠化が進むモンゴル。

内モンゴル自治区の使用可能な草原の面積は、1960年から1999年の約30年間で82万km2から38万km2にまで減少してしまった。生活形態の変化と人口増加による過剰な土地利用と、土地の再生能力を超えた過剰な開墾/放牧による砂漠化の加速によって、モンゴルの草原退化はますます進んでいるという。

地盤には良質な地下水が流れ、適切な回復手段によって緑化再生は可能というモンゴルを、チャリティーで救いたいと立ち上がったミュージシャンがいる。

それが、モンゴルの草原に育った20歳の遊牧民馬頭琴奏者・イラナ。

◆「美麗的大草原 -opening version-」映像
https://www.barks.jp/watch/?id=1000004192

砂漠化防止のチャリティーコンサートが、2008年3月3日(月)東京芸術劇場大ホールで決定した。ゲスト出演者は宗次郎、河口恭吾、Les Freres、中村中など。モンゴルからも、日本の紅白歌合戦にモンゴル人で唯一参加したオトバルなど豪華な顔ぶれだ。

イラナは、自分の故郷モンゴルをはじめ世界中の草原や森が砂漠化していく中、自分が生まれ育ったモンゴルの草原を守りたい、この思いをどうしても伝えたい、とこのコンサートを企画したという。

イラナの演奏する馬頭琴は、「スーホの白い馬」でもご存知の“草原のチェロ”と呼ばれるモンゴルの代表的な楽器。人はもちろん動物をも癒すというこの楽器の響きは、どこにいても大草原の風を届けてくれる。そんな馬頭琴の癒しの音色に触れながら、少しだけ地球のことを考えてみてはいかがだろうか。

イラナは2月14日にニュー・アルバム『永遠の草原』のリリースを控えている。

●イラナの馬頭琴講座、他動画
 https://www.barks.jp/artist/?id=1000000546&m=musicvideo
●イラナの楽曲試聴
 https://www.barks.jp/artist/?id=1000000546&m=samplesong
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