ジェイソン・コレット、新作から先行試聴到着

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カナダ最大のインディー・レーベル“アーツ&クラフツ”が送り出す、ダンディーな吟遊詩人=ジェイソン・コレットの最新作『ヒアズ・トゥー・ビーイング・ヒア』が2月27日にリリースされるにあたり、試聴音源が公開された。

「ロール・オン・オブリヴィオン」試聴
 https://www.barks.jp/listen/?id=1000021203
「ソーリー・ローリー」試聴
 https://www.barks.jp/listen/?id=1000021204
「アウト・オブ・タイム」試聴
 https://www.barks.jp/listen/?id=1000021205
「ペーパー・カッツ・ハーツ」試聴
 https://www.barks.jp/listen/?id=1000021206
「ノー・リデンプション・ソング」試聴
 https://www.barks.jp/listen/?id=1000021209

2007年カナダのトロントで行なわれたザ・バンドのトリビュート・コンサートでは、ボブ・ディラン本人が彼をボブ・ディラン役に指名したというエピソードを持つ、ジェイソン・コレット。

▲『ヒアズ・トゥ・ビーイング・ヒア』
『ヒアズ・トゥー・ビーイング・ヒア』は彼の3年ぶり(日本では1年ぶり)のニュー・アルバムだが、元々、80年代、90年代は大工の職で生計を立てながら、カナダのルーツ・ロックの父、アンドリュー・キャッシュとつるみ唯一の楽しみだった音楽活動を行なっていたという経歴を持つ。

そんな苦節20年の経験が作品に刻み込まれるのか、彼の音楽には、聴く人を温かく包み込む魅力に溢れ、男女関係のすれ違いや、人生の哀愁・後悔など心に深い傷を抱える人さえも癒してしまうかのように響いていく。揺ぎ無い愛情を音楽に対して持ち続けてきた男のピュアな横顔が垣間見れるのだ。

今回のアルバムにも前作同様に大人のためのラヴ・ソングが詰まっており、ソングライティングにはどこか吹っ切れたような、爽快感すら感じられる良質な仕上がりになっている。

これまでたくさんの音楽を聴いてきた経験地の高いオーディエンスにこそ、素直にお勧めしたいアルバムの一枚だ。
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