FUTABA、2ndアルバムはヴォーカル入り

ピアノ連弾デュオとして、目にも耳にも刺激的で感動的なデビューアルバム『FUTABA』からわずか5ヶ月、早くもセカンド・アルバム『Piano Songs』がリリースとなった。

インストゥルメンタルの連弾ユニットとして鮮烈なデビューを飾ったFUTABAだが、なんと今作ではフィーチャリング・ヴォーカルを迎え、カバー楽曲に挑戦したクロスオーバー作品。とにかくポップで耳馴染みのいい作品に仕上がっている。

「クラシックとPOPSの融合」が目標というこのふたり、カバー楽曲に挑戦した今作ではふたりの目標を追求した作品であるともいえるもの。FUTABA enjoy with 冨田ラボとしてリードシングルとなった「Get up! Do the right! featuring 佐藤竹善 & bird / FUTABA enjoy with 冨田ラボ」をはじめ、「言葉にできない」「ハナミズキ」「桜色舞う頃」など、誰もが聴いた事のある作品が多数収録され、とっつきやすさは前作の比ではない。

ちなみに、演奏の時はいつもTシャツ＆ジーパン＆裸足というラフなスタイルのふたりだが、入れ替わり立ち代わり動きの多い魅せる演奏を心がけ、視覚的にも楽しめる音楽にしたいから、というのがFUTABAのこだわりなのだ。

そんな気さくで気取らない彼女達のキャラは、オフィシャルブログ「フタバカ日誌」でも炸裂。最も身近で親しみのある楽器ながらも、いざ対峙すると果てしなく重く敷居の高いクラシック楽器でもあるピアノ。そんなピアノを前に、常識にとらわれずに音楽の楽しさを追究するFUTABAの活動は、これからも多くの夢を描いてくれそうだ。