尾翼にEddieがペインティングされているEd Jetにて、ブルース・ディッキンソン運転で颯爽と来日したアイアン・メイデン、その狂乱の来日公演の熱も覚めやらない昨今だが、今回のワールド・ツアーの趣旨と同様のベスト盤…つまりはスタジオ録音アルバム初期7枚(1980年『鋼鉄の処女』から1988年『第七の予言』まで)と、1985年のライヴ・アルバム『死霊復活』の計8作品から選曲するという、待ってましたのベスト・セレクションのリリースが決定した。『SOMEWHERE BACK IN TIME』(邦題未定)と名付けられた当ベスト、日本リリースは5月14日(海外発売日は5月12日)。

だがしかし、そこはメイデン、ただのベストとはワケが違う。

今回はアイアン・メイデンの海外オフィシャル・サイト(http://www.ironmaiden.com/)から、320kbpsの高音質ファイル(WMA)の形式で、アルバムの無料ダウンロードを実施するのだ。無料ダウンロードも現地発売日の5月12日から開始の予定だが、オーディエンスは、ダウンロード期限が切れるまでにアルバム全曲を3回聴くことができ、試聴期間が終了すると、DRMフリー形式でアルバムを購入できるオプションもあるという。もちろんこの取り組みはバンド初の試みだ。

この施策は、オリジナル・アルバムがリリースされた当初まだ生まれてもいなかった若いファンたちにも“バンドの歴史的作品を知り、改めてアイアン・メイデンという現象を理解して欲しい”という意向によって実現されるものという。何はともあれ、ダウンロードして聴いてよ、3回聴けばとりこになるぜ!…というバンド側の思惑ですね。その通りでしょ!

なお、今回のベスト盤発売を記念して日本オフィシャル・サイトでは、ファンひとりひとりにとっての“ベストソング”“ベストアルバム”を募集する「マイ・メイデン・ソング&アルバム」の投票が開始されている。曲あるいはアルバムへの熱い想いやエピソードも募集しており、若いリスナー層にメイデンの偉大さをしかと伝えるNWOBHM世代の活躍を期待したい。

また、ベスト盤の発売に合わせオリジナル・アルバムがスペシャルプライスでリリースされることも決定。最新オリジナル・アルバム『ア・マター・オブ・ライフ・アンド・デス~戦記』も初のスペシャル・プライスとなって再登場する。

▲『Somewhere Back In Time』
Illustration by Derek Riggs
『SOMERWHERE BACK IN TIME』
5月14日発売
1.Churchill Speech
2.Aces High
3.2 Minutes To Midnight
4.The Trooper
5.Wasted Years
6.Children Of The Damned
7.The Number of The Beast
8.Run To The Hills
9.Phantom Of The Opera - Live
10.The Evil That Men Do
11.Wrathchild - Live
12.Can I Play With Madness
13.Powerslave
14.Hallowed Be Thy Name
15.Iron Maiden - Live

アイアン・メイデン 日本オフィシャル・サイト
http://intl.jp/maiden/