“日本人はイカレてる” そう言われても仕方がない現実

ポスト
日本人はイカレてる。諸外国からそう言われても仕方がない現実がある。

年間で約500万人が新たに感染するもの ─── エイズ(HIV/AIDS)。そのうち25歳以下の若者の感染は、全体の約半数にも及ぶ。

また、先進国の中で、唯一日本だけが、毎年、HIV/AIDS感染者数を増加させ続けているという報告もある。セーフセックスでHIV/AIDS感染の危険度をグッと下げることができるにも関わらず、だ。まさに “日本人はイカレてる” 。

深刻化が進むHIV/AIDSの現状を伝えるため、日本国内では、ザ・ボディショップ(株式会社イオンフォレスト)とMTVジャパンが、世界に先駆けて2003年より共同で行なってきたエイズ啓発キャンペーン。この活動が世界規模へと発展したのが、昨年のこと。

そして2008年、世界160カ国で放送されているMTVと、世界58カ国で展開するザ・ボディショップによる、世界規模でのエイズ啓発キャンペーン<GET LIPPYキャンペーン>が3月28日から5月15日(日本の場合)まで開催される。

今回のテーマは「GET LIPPY(ゲット リッピー)」。これは、「おしゃべりしよう!」「話そう!」という意味の造語で、“HIV/AIDS問題について、隣にいるお友達ともっと話してみようよ!” というキャンペーンメッセージが込められている。

期間中には、ザ・ボディーショップ店舗にて、コラボレーション・リップクリーム「ガラナ リップバター」や「カンドーム GET LIPPYバージョン」、「レッドリボンピンバッジ」、「コンドーム入りカンケース」などが販売される。なおこれらアイテムの売り上げは、HIV/AIDSの啓発活動やHIV/AIDSと戦う若者、HIV/AIDSによる偏見・差別に苦しむ人を支援する活動に役立てられる(詳細はキャンペーンサイトにて)。

また、3月28日・29の2日間、六本木ヒルズに「GET LIPPY カフェ」がオープン。同店舗では、内装を「GET LIPPY」ビジュアルに装飾。ガラナベリーを使ったオリジナルチャリティドリンクの販売や、キャンペーン映像を放映する。さらに、29日には、参議院議員の川田龍平氏とアーティスト山田耕平氏を招いたスペシャルイベントが開催される。

たった1回の無防備なセックスが生死に関わる。「自分は大丈夫」「自分には関係ない」という根拠のない自信で、あなたの愛する人を悲しませることがないように、正しい知識を身につけてほしい。

ザ・ボディショップ キャンペーンサイト
MTVJAPAN.COM キャンペーンサイト
ケリー・オズボーン、涙で家族のHIV感染を告白
ジョージ・マイケル、クリスマスの悲しい思い出
この記事をポスト

この記事の関連情報