melody.4thアルバム『Lei Aloha』リリース大特集内インタビュー

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──4枚目のアルバム『Lei Aloha』が完成しましたね。前作の『READY TO GO!』からあまり時間が空いてませんが。

melody.:今回はシングル「遥花~はるか~」を作って“この勢いでアルバムも出そう”ってことになったからなんです。制作期間は3ヶ月半だったんですけど、スッゴいスムーズで自分でもビックリでした。やろうと思えばできちゃうもんだなって(笑)。

──(笑)それだけアルバムでやりたいことが見えていたってことでは?

melody.:そうですね。2月にリリースしたシングル「遥花~はるか~」は“大きな愛、無償の愛、家族愛”がテーマだったんですが、私自身、ずっと歌いたいたかったことだったし、作ってみて、もっといろんな角度から歌ってみたいテーマだなって思ったんですね。あと、前のアルバムができ上がった直後からダンス・ミュージックではなく生のサウンド、バンド・サウンドにしたい、もっと純粋に歌と歌詞を聴いてもらえるような曲ををやりたいって言っていて。それが「遥花~はるか~」で形になって“私のやりたいことはコレだ!”って確信したんです。で、この方向でアルバムを作りたいって想いが強くなったという。

──今までのようなダンス・ビートの曲もありますよね?

melody.:「Peace Song」や「No Return」とかはそうですね。まぁ、今までの曲を否定するということでもないので、それも全部含めて私かな、と。今回のアルバム制作では“原点に帰る”感覚もありましたし。

──それでアルバム・タイトルや、楽曲でもmelody.さんが生まれ育ったハワイの雰囲気を出してるんでしょうか?

melody.:ええ、全面的ではないにしろ、その雰囲気は大事にしたいな、というのはありました。自分のルーツや本当の自分を初めて出してみよう、と。今までやってきたダンス・ミュージックはハワイにいる時から普通に好きだったし、ダンスもしてたし、ハワイで生まれ育ったってこともそうだし。それまでの自分、3rdアルバム『READY TO GO!』までの自分は東京にいて頑張ってるって感じだったんですよね。日本に来て、日本の人達に受け入れてもらわなければいけないって気持ちが強くて、女の子のしゃべり口調や仕草、ファッションやメイクも変えて日本人になる!って肩肘張ってた。それが4年くらい続いて…。

──4年も。長かったですね。

melody.:今思えば(笑)。見た目が日本人なのに中身は違うってことにコンプレックスがあったんです。だけど、日本人もアメリカ人も関係ない、みんな同じ人間なんだってことに気づいたんですよ、1年半くらい前に。その心境の変化はアルバムの「Beneath My Skin」の歌詞が代弁してくれてるんですけど。“自分は自分らしくいていい”──そう思えたらすっごいラクになって。と同時に、やりたいサウンドも変わっていったという。去年の夏くらいからライヴもバンド・サウンドでやってるので、私の中では自然な流れなんです。

──なるほど。

melody.:今回は発声もナチュラルだし、歌でもすっごい素直な自分が出せてるかな?と。今までの作品が着飾って楽しくパーティーしてるような自分だとすると、今回は日曜の朝、ノーメイクでベッドの上で“ん~~”って伸びをしてる自分かなって(笑)。

──そこまでリラックスしちゃってる感じなんですね(笑)。

melody.:(笑)それくらいリアルだし。自分の弱さや未熟さも認めて、やっと、ありのままの自分を見せられるようになったのかなって思うんですね。例えば、自分の故郷がハワイだってことは、どう消したくても消せないものだし、変えたいと思っても変えられない事実だし。日本に来たばかりの頃は、日本に早く溶け込みたくて覆い隠していたけれど、今となっては、いつ帰っても温かく迎え入れてくれる大切な場所=ハワイがあるからこそ、今、東京でも強く生きていけるんだなって思えるようになった。そんな心の支えになってる故郷・ハワイへありがとうって気持ちも込めたくて、ハワイのエッセンスもアルバムに入れみたんです。

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