“電子音楽”であり“バンドサウンド”なTHE JETZEJOHNSONの音世界

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THE JETZEJOHNSON(ザ・ジェッジジョンソン)というバンドをご存知だろうか? 彼らは池橋(Gt)、中沢(ベースライン)、藤戸(Vo/Gt/サンプリング)の男3人からなるギター・バンドで、4月9日にニュー・アルバム『Discoveries』をリリースした。このバンド、単なる3ピース・ギター・バンドとして紹介するわけにはいかない、革新的なフィールドを築きあげているバンドなのだ。

■「Dancetek」PVフル視聴

90年代にバンド結成、その後メンバーチェンジを繰り返して現在のメンバーに至る。90年代後半から下北沢を中心にライヴ活動を行なっていた彼らは、ジャンルにとらわれない独自の音楽表現方法、ライヴ・パフォーマンス、そして自主制作とは思えないほどクオリティの高いアルバムによって、瞬く間にインディーズ・シーンで話題となった。2004年には大手インディーズレーベルと契約し、同年に『DEPTH OF LAYERS[UPPER]』と『DEPTH OF LAYERS[DOWNER]』の2枚のアルバムをリリース。『DEPTH OF LAYERS[DOWNER]』は、カナダのカレッジチャートFMで2位にランクインし、海外でも通用する実力を示した。

サウンドやライヴはもちろんのこと、ファッション、アートワーク、映像など制作にまつわるすべてのことを自分たちで完璧にプロデュースしている彼らは、これまで敢えてメディアへの露出や大衆的な宣伝活動を行なってきていない。なぜか? それは、無機質なディストリビューションや形骸化した音楽ジャーナリズムに色目を使うより、自らコーディネートしたイメージそのものをオーディエンスの前で鳴らし、エンタテインすることのほうが、自分たちの音楽にとってどれほど幸福で有効かということに、最初から気づいていたからだという。

しかしついに2007年、新レーベルUNITED TRAXと組んだ彼らは、<SUMMER SONIC 07>への出演をきっかけに表舞台へと姿を現した。年末には<COUNTDOWN JAPAN 07/08>にも出演し、徐々にその名を広げてきている。

彼らが生み出す音楽は、テクノを基とした打ち込みサウンドを取り入れたエレクトロニカテイストのロックから、ギターサウンド全快のロック、アンビエント系なサウンドからJ-POP的なアプローチまでとさまざま。最先端でファッショナブル、かつポップな作品だ。

そしてその音楽は間違い無く“電子音楽”だが、間違い無く“バンドサウンド”でもある。彼らの持つ“エレクトロニカ”は激しく、エモーショナルな“ライヴバンドの血”を感じさせるのだ。ジャンル別けできない彼らの音楽は、某音楽専門誌で“ワイアード・ロック”という新しい呼び名で紹介されている。

ニュー・アルバム『Discoveries』は、機械化された感情を爆発させる“ワイアード・ロック”な音楽をじっくりと堪能することができる。まずはBARKSで公開中の「Dancetek」と「Tide of Memories」のPVフル視聴で、彼らのサウンドを聴いてみてほしい。

ちなみに、今作に収録されている「Terminal BreakDown」は、4月26日公開の映画『NEXT-ネクスト-』のイメージソングとして起用されている。同映画のシーンを盛り込んだ「Terminal BreakDown」のスペシャルPVも公開するので、こちらもぜひチェックを。スピード感あるクールな映像に仕上がっています。

■「Tide of Memories」PVフル視聴
■「Terminal Breakdown」PV視聴


◆リリース情報
ニュー・アルバム『Discoveries』
KIZC-35/36 ¥3,000
2008年4月9日発売
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