マイケミ、メキシコでエモへの暴力反対を訴える

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週末(4月12日)、メキシコでパフォーマンスしたマイ・ケミカル・ロマンスが、最近同国で巻き起こっている“エモ”への攻撃に反対を訴えた。メキシコでは、ただ黒一色の“エモ”の格好をしているというだけでティーンエイジャーが襲われるという事件が続発しているという。

Contactmusicによると、“エモ”の代表格のように思われているマイ・ケミカル・ロマンスのジェラルド・ウェイが、メキシコ・シティで行われた<Zero Fest>でパフォーマンスした際、オーディエンスにこう語りかけたという。「最近、この国で暴力事件が多発してるって聞いたよ。黒いTシャツを着てるとか、なんとかくだらないことが原因だろ。俺たち、暴力なんか見たくない。ここに来た理由はたった1つだけだ。ロックしたいだけだ!」

“エモ”に対する攻撃は、メキシコだけでなくチリなど南米各国に広まっていると言われている。“エモ”ではないが英国では昨年、“ゴス”の格好をしていたという理由だけで女子学生が通りすがりの若者のグループから暴力を受け死亡するという事件が起きた。

Ako Suzuki, London
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