大泉洋がロック・バンドのヴォーカリストに?

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monobrightの新曲「あの透明感と少年」のミュージック・ビデオに俳優の大泉洋が出演、見事な歌いっぷりを披露している。

「あの透明感と少年」は、5月24日に公開される大泉洋の主演映画『アフタースクール』の主題歌ということで、大泉は映画内のキャラクター“神野先生”としてミュージック・ビデオでも熱演。最後にはmonobrightの一員として、彼らのトレードマークでもある白ポロ姿で演奏シーンにも参加することになった。大泉はギターを手にして「monobrightにヴォーカル、ギターで入ろうかな」と、初のミュージック・ビデオ出演を楽しんでいた様子だったという。

『アフタースクール』は、行方不明の同級生探しから始まる、頭フル回転の驚きエンターテイメント・ムービー。デビュー作『運命じゃない人』でカンヌ映画祭4冠、国内映画賞8冠の快挙を成し遂げた内田けんじ監督の最新作として注目を集めている。

そして、初の映画主題歌を担当したmonobrightが制作課程で内田監督と息統合し、ミュージック・ビデオの撮影を依頼したところ監督が快諾、今回のコラボレーションが実現に至った。

ミュージック・ビデオ制作にあたっては、内田監督とメンバーとで映像についてのやりとりが行なわれる中、監督から大泉の起用が提案され、ともに同郷の北海道終身ということもあり、monobrightは「昔から大ファンだった大泉さんに出演していただけるのであれば是非お願いしたい!」とラブ・コールを送ったそうだ。メンバー曰く「大泉さんは北海道のブラッド・ピットとも言えるほどの大物」なのだとか。

撮影は、春めいた3月中旬の暖かい日、池袋の近くにある今は使われていない学校で早朝から行なわれた。太陽の光を最大限に生かしながら、楽しく、かつ少し懐かしくて切なくなる素晴らしい映像世界が堪能できる作品に仕上がっているとのこと。

ちなみに、大泉洋が着用している白ポロは、monobrightの桃野陽介(Vo&G)のものらしい。また、大泉は札幌で教育実習の経験があり、その授業をmonobrightの松下省伍(G&Cho)の兄が受けていたことが発覚したらしい。

【内田けんじ監督からのコメント】
◆主題歌<あの透明感と少年>について・・・・
「アフタースクール」の編集作業、試写を通して、MVのアイデア構想、撮影、編集を通して、そしてもちろんプライベートで、僕はこの曲を何百回も繰り返し聴いているが、まったく飽きない。何べん聴いても身体が反応する。ワクワクする。これはすごいことだと思う。ベートーベンの交響曲第7番的な快挙であると思う。わかりやすく言うと非常に優れたロックナンバーであると思う。シンプルで、キャッチーで、なぜかちょっぴり哀しい。
◆ミュージック・ビデオ撮影を終えて・・・・
撮影はとにかく楽しかったです。 バンドのパフォーマンスはかっこいいし、中学生役の四人もすばらしかったし、大泉さんは安心確実に面白いし、スタッフは優秀だし、私はただモニターを見ながら「いいですね」を連発していただけで、何もしていません。初めてのMV撮影でしたが、ちゃんとしたMV撮影がどういうものか知らないので反省点もわからないのですが、順調すぎて、確実に私の成長には繋がらなかったと思います。

▼オフィシャル・サイト
映画『アフタースクール』 http://www.after-school.jp/index.htm
monobright http://www.monobright.net/
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