THE ポッシボー、初単独ライヴの裏側(後編)

ツイート
4月30日に、シングル「家族への手紙」でメジャーデビューを果たすTHE ポッシボー。メジャーデビューに向けて勢いづく彼女たちは、去る3月30日に横浜BLITZにて悲願の初単独ライヴを行なった。そこで、BARKSでは、同日の朝から昼公演終了までの彼女たちを追うとともに、このメモリアルライヴの裏側に迫った(全2回掲載・後編)。

   ◆   ◆   ◆

本番までの時間、メンバーは楽屋に戻ってゆっくりできる…というと、そうではない。ここからは本番の幕が上がるまでのカウントダウンが始まる。リハーサルで気になった点の確認や本番用メイク、着替え、そして食事。さらにこの日はDVDのクルーも取材に入っており、コメント収録なども行なわれた。オーディエンスの入場直前、もしくは入場する時間というのは、舞台裏の慌しさはピークに達している。“ここの動きをもう一度確認したいんですけど” と、ロビーでスタッフを捕まえて、資料を手に最後の流れを確認するかえぴょんの熱心な後ろ姿からは、なんとしてもステージを成功させようという気迫を感じる。

本番は、予定から15分遅れての開演が決定。ステージスタートとなる14時45分の15分前、14時30分にはTHE ポッシボー、GTT倶楽部、ピーチ&チェリー、NICE GIRL μの面々が舞台裏にあるロビーに集合する。みんなそれぞれに緊張の面持ちだが、NICE GIRL μのメンバーだけは、リハーサルの時から変わらない様子で、ロビンやごとぅーに甘えた素振り。そんなμのメンバーたちに笑顔で話しかける2人の姿は、本番前の張り詰めた空気を、瞬間、緩めてくれるような、そんな微笑ましい光景だった。

本番直前につんく♂から最後の諸注意が伝えられ、その後にTHE ポッシボーと出演者で気合入れ。出演者同士で、いつまでも両手を合わせてハイタッチし続けていたので、スタッフから “そろそろ行くよ!” とせかされるというおちゃめな一面も見せたりと、本番前のドキドキワクワクが押さえられない様子。そして、ステージの幕が上がった。

公演の模様は先に掲載した記事のとおり。昼公演、約1000人のオーディエンスの前で全20曲を披露し、途中にはごとぅー&ロビンの“オリコンTOP10に入る!”宣言も飛び出すなど、これからのTHE ポッシボーの意気込みが伝わったライヴだった。

●フォトアルバムで見るTHE ポッシボー初単独ライヴの模様
https://www.barks.jp/feature/?id=1000038985

約1時間40分に渡る昼公演も無事に終了。楽屋口やロビーには、公演を観覧していた関係者やメンバーの家族、友人たちの姿が見える。THE ポッシボーのメンバーは、その一人ひとりに挨拶をして、公演の成功を感謝する。また、公演を見に来ていた、同じくNICE GIRL プロジェクト!所属のキャナァーリ倶楽部のメンバーを見つけると “どうだった?” “メールして” といった声がこの2グループの間で飛び交っていた。

この後、夜の公演までの間には、昼公演の反省会、生写真の撮影といったタイムスケジュールが待つ。もちろん、ゆっくりと体を休めているような時間は皆無なのだが、それでも彼女たちは、差し入れのお菓子をみんなでつまんだり、メンバーとおしゃべりして時間を過ごしたりと、このメモリアル・デーを存分に楽しんでいるようだった。

ロビンのコメント:
「ファンの方に支えて頂いてこうやって初単独ライヴができました。ファンのみなさんのエネルギーに引っ張られてすごい自分自身も楽しむことができました。本当にありがとうございました!」

あっきゃんのコメント:
「初めての単独ライヴで楽しかったし皆さんの声援が嬉しかったです。最後泣きそうになったんですけど堪えて最後まで笑顔でできました! ありがとうございました!」

   ◆   ◆   ◆

THE ポッシボー初となった単独ライヴ。これまで応援してきたファン、そしてメンバー、スタッフにとって、この日を “通過点のひとつ” として、待ち望んでいたに違いない。このメモリアルなライヴは、近日リリース予定のライヴドキュメントDVD『-2008.3.30横浜BLITZ ~横浜☆恋のキャッチボー~ 初単独ライブへの道-』に映像として完全収録される。

ライヴDVDおよびレポート、フォトアルバムより、彼女たちの勢い、笑顔、魅力、そして、まさに飛躍せんとしている彼女たちの今の姿を感じ取り、そしてTHE ポッシボーという名前をぜひ覚えておいていただきたい。

なお余談だが、今回のライヴを見に来ていたキャナァーリ倶楽部のライヴレポートを少し前にBARKSでは掲載した。このライヴの模様もまた、ライヴドキュメントDVD『-2008.4.6.サンフォニックスホールin横浜アリーナ~横浜キャナリアダイヤモンド~-おまけつき』として発売が予定されているようだ。

●画像追加!! ライヴの裏側に迫ったフォトアルバム
https://www.barks.jp/feature/?id=1000039647&p=6
●キャナァーリ倶楽部、ファンの表情が物語った白熱のライヴ
https://www.barks.jp/news/?id=1000039200
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス