三寒志恩ムック初春の宴(15)証拠写真一挙公開スペシャル編

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前回の更新からすっかり時間が経過してしまい、文字通りの三寒四温な気候だった日本列島には早くも“夏日”が訪れていたりするありさま。ムックの4人も、4月15日のシアトル公演をもって今回のツアーの全行程をクリアし、無事に日本での生活に戻っている。おそらく今頃はすでに時差ボケも完治し、国内でのツアーや次なる創作活動に向けて頭を切り替えていることだろう。

今回の『ROCKSTAR TASTE OF CHAOS 2008』への全面参加がムックにとっていかに有益なものだったかは、この連載を読み続けてくださった皆さんには充分に伝わっているはずだと思うが、今、僕自身のなかでのムックへの興味というのは、今回のツアーの成果がこれから先、どんなカタチで彼らの活動ぶりや、彼らの吐き出す音楽に現れてくるかということに集中していると言っていい。

もちろん彼ら自身のなかでさえ、具体的にどんな収穫があったのかとか、何が有益で何がそうじゃなかったのかは、まだキチンと整理された状態では自覚できていないんじゃないかという気がする。しかし、たとえ無意識であろうと、これまでとまったく同じ感覚のままであろうと、絶対に何かしらの違いが出てくることになるはずだと僕は断言したい。

今回ここに紹介するのは、帰国後の僕宛にメンバーたちから送られてきた写真とそのキャプションである。いずれもツアー末期のものだが、彼らが「欧米のバンドのツアーに参加させてもらっていた」のではなく、「欧米のバンドと一緒にツアーしていた」のだということを物語ってくれるものばかりだ。これらの写真を見ただけでも、彼らが単純に日々のライヴを消化していただけではないこと、“自分たちのステージをやりきる”という義務以上のことが実践できていたことを察知していただけるはずだと思う。そしてもちろん、彼らがこのツアーを心から楽しんでいたことも。

この連載は、今回の原稿をもってひとまず終了とさせていただくことにする。が、もちろん今後のムックの動きについては僕自身も注目し続けていたいし、この場でもお伝えしていきたいと思っている。お楽しみに!

増田勇一
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