7月10日は、ビートルズ・デー

ポスト
リバプールで、世界初のビートルズ・デーがもうけられた。それは7月10日、市内あちこちでビートルズ関連の催しが行なわれるそうだ。地元紙は、「この日は、みんな(ビートルズのトレード・マークだった)マッシュルーム・カットのカツラをかぶろう!」と呼びかけている。

これは世界で初の公的“ビートルズ・デー”になるという。リバプールの新聞『Liverpool Echo』によると、ラジオ局は1日中ビートルズの曲を流し続け、パレードやコンサートも予定されているという。また、前述のマッシュルーム・カットのカツラやインフレータブルのギターが売りに出されたり、お店や会社にはビートルズのメモラビリアを飾るよう奨励しているそうだ。カツラやギターのビートルズ・グッズの売り上げは、地元の病院やチャリティー団体へ寄付されるという。

このほか、パブでのビートルズ・クイズ、子供たちはカツラを着用し通学/ビートルズの歴史を学ぶ、ビートルズ・トリビュート・バンドの演奏、TVアナウンサーがカツラをつけニュースを読む…なんてことを実現させたいそうだ。

そして1日の終わりには、アリーナでの<Imagine>コンサートが予定されている。ここでは、国中から集まったアマチュア・ミュージシャンがビートルズのカヴァーを披露するという。

ちなみに7月10日がビートルズとどんな縁があるかというと、ビートルズは44年前('64年)のこの日、アメリカで大成功を収めて以来初めてリバプールに帰省したのだという。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報