SHERBETS、創作意欲アガりまくり

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2007年12月にリリースされたアルバム『MIRACLE』に続き、早くも5曲入りのミニアルバム『GOD』を発表したSHERBETS。異常とも言えるほどのスピードで創作エネルギーが豊かにあふれ続けている状態で、キャリアを積めば積むほどそのペースが上がってきているようだ。

『GOD』の中でも特に光っているのがM2の「小さな花」。

“子守りをしながら、子供のしぐさを見ながら自然に生まれてきた曲”(浅井)といういきさつにより、汚れた現実にまみれていく無垢な心について思う事を淡々と、時にしぼりだすように綴るこの楽曲は、SHERBETSというバンドで鳴らされる事がとても必然でしっくりとくるもの。楽曲という作品で表現を行なう…アーティストの根源たるアイデンティティが見事にここに昇華された作品だ。是非チェックのほどを。

この「小さな花」を軸に、ちょっと危険なカンジのタイトルナンバー「GOD」や内省的な「ドリーミングエスカレーター」など進化するSHERBETSの現在形5曲がコンパクトに収められているのが『GOD』という作品だ。

このリリースに合わせSHERBETSは、宮城の<ARABAKI ROCK FES>(27日)を含むG.Wの各地イベントライヴや自己のTOUR<TOUR MIRACLE GIGS ADVENTURE>を4月20日からスタートしている。5月10日にはTOKYOドームシティ JCB HALLにてSHERBETSの<結成10周年記念ライブ>も行なわれるが、バンドの集大成的パフォーマンスが期待でき、非常に注目が集まっているところだ。なお、<FUJI ROCK FESTIVAL>と北海道の<RISING SUN ROCK FESTIVAL>への参戦も決定しており、2008年の夏フェス会場でもその勇姿を見せ付けてくれるだろう。

なお、浅井健一ソロのDVD『SPARKLING MOVIE –LIVE AT SHIBUYA-AX-』も『GOD』と同時発売となった。2007年<Sparkling Head Tour>のファイナルであったSIHBUYA-AX(2007年10月14日)のライヴを完全収録したものだが、『Johnny Hell』『Rod Snake Shock Service』『CHELSEA』という3枚の浅井ソロ名義のアルバム楽曲に加え、SHERBETS、JUDE、BLANKEY JET CITYの楽曲も演奏するなど、キャリアを総括する幅広いセットリストが凄い。全30曲完全収録140分という存在感ありまくりの作品となっている。
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