ジャズ・ピアニスト松永貴志、学んだテーマは“愛”

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高校2年生、17歳の時にアルバム『TAKASHI』でCDデビューを果たし、その後も10代の間に最年少で米BLUE NOTEレコードからリーダーアルバムを発売、全国100本以上のホール・コンサートを成功させるなど“ジャズ界の若き才能”として注目を浴びてきた松永貴志。

現在22歳になる彼が、20歳からの2年間アメリカ~ヨーロッパ~オーストラリアなど世界各地を旅し、様々な人との出会いを経て、待望のニュー・アルバム『地球は愛で浮かんでる』を完成させた。タイトルは本人が書きとめてきた詩の一節から付けたもの。

このアルバムのテーマは“愛”。世界中を旅して感じたものは、つまりは“愛”だったという。

アルバムに収録した10曲は、初めてのラヴ・ソングという「時の砂」、海外の風景を描いたような「海岸通り」(ABC・テレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」4~6月エンディング・テーマ)、「ストリート・パフォーマー」、「神戸」(再録音)など。いつものようにほぼ全てが本人のオリジナル曲だが、1曲だけ異色なカヴァーが収録されている。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の「残酷な天使のテーゼ」だ。自分の世代を代表する曲であり、「ジャパニーズ・アニメ」は世界に誇る日本文化であると旅の間に改めて感じたことから、今回のカヴァーに挑んだという。

いわば、日本文化に対する日本人としての、松永からの“愛”が、このカヴァーということか。

なお、5月1日(木)、2日(金)にはアルバム発売記念2daysライブを丸の内のコットン・クラブで実施、6月からは全国ツアーがスタートする。詳細はオフィシャル・サイトにて。

オフィシャル・サイト
http://st-co.jp/takashi/
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