L'Arc~en~Ciel、初のパリ公演速報
5月9日に行なわれたL’Arc~en~Ciel、初のパリ公演のライヴ速報が到着!
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5月9日、L’Arc~en~Cielのパリ公演が行なわれた。これは<TOUR 2008 L’7~Trans ASIA via PARIS~>という世界の7大都市を股にかけたツアーの一環であり、同時にヨーロッパ初上陸にあたるライヴである。今回彼らは上海と台湾で20000人規模のライヴをすでに成功させており、満を持してパリに乗り込んできたわけである。
会場はLe Zenith de Paris。ライヴの4日前から熱烈なパリジャン&パリジェンヌが列をなして「布団持参」で入場待ちをする景色も見受けられ、待望の初来仏に対する熱の高さをまざまざと感じさせた。実はフランスでは2004年にアニメ「GTO」が、そして2005年にはアニメ映画「鋼の錬金術師」がオンエアされており、その両方の主題歌を手掛けている彼らの存在は、既に多くの人々に知られていたのである。ちなみに今年の4月にはアルバム『KISS』もリリースされており、ファンにとってはいろいろな意味で待望の初ライヴとなった。
会場には約5500人が訪れ、ライヴが始まる前から手拍子や歓声が上がり続ける興奮状態。その歓声や足踏みは楽屋にいるメンバーにも大きく届き、ヴォーカルのhydeは歓声に合わせながら叫び声をあげたり、バンド名として考えると故郷にあたる地で(L’Arc~en~Cielとはフランス語で「虹」を意味する言葉)、特別な時間を楽しんでいた。ちなみに今回のライヴは衛星生中継で日本各地の映画館へ中継されており、深夜3時からの「レイト・ショウ」を多くの人々が楽しんだ模様だ。
実際のライヴは、開演前から既にライヴが始まっていたかのようなファンの嬌声の中で始まった。メンバーも5500人の観客の興奮にアグレッシヴな動きや煽りを見せ、初めてのコミュニケーションとは思えない濃密なライヴとなっていた。
途中、「SEVENTH HEAVEN」でkenの腕に銀テープが当たり、ライヴが一時中断するというハプニングがあったが、クイックな応急処置と何よりもkenの「大丈夫、誰よりも俺が(ライヴを)もっとやりたい」というポジティヴな意志により、同じ曲からライヴが再開。4人共、さらに激しくステージの上を縦横無尽に走り回り、無事どころか最高潮を迎え続けた中、すべてのライヴが終了した。名残惜しいファンが最後までメンバーの名前を叫ぶ中、すべてを出し切った爽快感と念願のパリ・ライヴが成功した充実を抱えながら、メンバーはステージを後にした。
文●鹿野 淳(FACT)
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5月9日、L’Arc~en~Cielのパリ公演が行なわれた。これは<TOUR 2008 L’7~Trans ASIA via PARIS~>という世界の7大都市を股にかけたツアーの一環であり、同時にヨーロッパ初上陸にあたるライヴである。今回彼らは上海と台湾で20000人規模のライヴをすでに成功させており、満を持してパリに乗り込んできたわけである。
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会場には約5500人が訪れ、ライヴが始まる前から手拍子や歓声が上がり続ける興奮状態。その歓声や足踏みは楽屋にいるメンバーにも大きく届き、ヴォーカルのhydeは歓声に合わせながら叫び声をあげたり、バンド名として考えると故郷にあたる地で(L’Arc~en~Cielとはフランス語で「虹」を意味する言葉)、特別な時間を楽しんでいた。ちなみに今回のライヴは衛星生中継で日本各地の映画館へ中継されており、深夜3時からの「レイト・ショウ」を多くの人々が楽しんだ模様だ。
実際のライヴは、開演前から既にライヴが始まっていたかのようなファンの嬌声の中で始まった。メンバーも5500人の観客の興奮にアグレッシヴな動きや煽りを見せ、初めてのコミュニケーションとは思えない濃密なライヴとなっていた。
途中、「SEVENTH HEAVEN」でkenの腕に銀テープが当たり、ライヴが一時中断するというハプニングがあったが、クイックな応急処置と何よりもkenの「大丈夫、誰よりも俺が(ライヴを)もっとやりたい」というポジティヴな意志により、同じ曲からライヴが再開。4人共、さらに激しくステージの上を縦横無尽に走り回り、無事どころか最高潮を迎え続けた中、すべてのライヴが終了した。名残惜しいファンが最後までメンバーの名前を叫ぶ中、すべてを出し切った爽快感と念願のパリ・ライヴが成功した充実を抱えながら、メンバーはステージを後にした。
文●鹿野 淳(FACT)
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