Metis、遺児たちと10キロ歩いて「母賛歌」を熱唱

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親を亡くした遺児学生らが中心となり企画・運営する「あしながPウォーク10」(あしなが育英会)が、5月11日(日)、全国47都道府県で開催され、全国のメイン・コースでもある日比谷コースにMetis(メティス)が参加した。

Metisは広島出身の女性レゲエ・シンガーで、被爆者3世でもある。開会式では、女手一つで育ててくれたガン闘病中の最愛の母へ捧げたドキュメントソング「母賛歌」を、Pウォーク実行委員会の遺児学生らと共に、400人の参加者を前に雨の中熱唱した。

▼「母賛歌」PV視聴
https://www.barks.jp/watch/?id=1000021141

Metisとあしなが育英会との出会いは、Metisが自身のブログで『世界の遺児100人の夢』という本を紹介したことが始まりだという。そのブログを見た遺児たちがMetisへ、Pウォーク10で歌ってほしいと交渉したことから実現にいたったそうだ。

歌唱後、遺児学生らと共同で作成した横断幕を持って10キロ歩いたMetisは、「貴重な体験をさせてもらいました。これからも多くの人達にLOVE & PEACEを伝えていきたいです」と話し、サプライズでPウォークに参加したMetisの母・和子(52)さんからは「今日は、メティスが母賛歌を歌いましたが、参加者各々の母賛歌を感じることができました。参加できて本当に嬉しいです。今日は娘からとても素敵なプレゼントをもらって感激しております」とのコメントも届いた。

Metisから最愛の母へ、最高の母の日のプレゼントとなったようだ。

「あしながPウォーク10」は、遺児学生らが全国47都道府県(約60コース)で開催するボランティア・ウォーク。 10キロのコースを歩き、国内外遺児のことを考え支援の輪を広げながら、フィランソロピー(やさしい人間愛)社会の実現を目指す活動。

■オフィシャル・サイト
http://www.metis-web.jp/top/
 
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