コールドプレイ、新聞からの酷評をバネに大作を完成

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コールドプレイは、前作『X&Y』を痛烈にこき下ろした『New York Times』紙のレヴューに大ショックを受けたそうだ。しかし、無視したり反発するのではなく、批判を素直に受け入れたことが、もっといいものを作ってやろうという刺激になったそうだ。

フロントマンのクリス・マーティンは『Rolling Stone』誌にこう話している。「でかい問題だった。僕たちに対する初の本格的なアタックだったからね。しかも、僕たちみんながリスペクトしている新聞からの」

「同意する部分はいっぱいあった…。だからある意味、他の人もそれ(悪い部分)に気づいてくれたのはいいことだって思ったよ。それに、ちょっと叩かれながらも先に進むっていうのもいいかなって」

このバッド・レヴューをきっかけに、マーティンはもっといいアルバムを作る手伝いをしてくれるプロデューサーがいないかどうか、ブライアン・イーノにたずねたという。イーノ本人がその役目を引き受けてくれたが、彼はバンドにとても厳しかったそうだ。

「彼は“君らの曲は長すぎる、繰り返しが多い、同じトリックを使いすぎてる、デカイからいいってもんじゃない、同じ音を使いすぎ、歌詞がよくない”って感じなんだ。こてんぱんにやられたよ」

その努力が実り『Viva La Vida Or Death And All His Friends(邦題:美しき生命)』という大作が誕生。ご存知の通り、同作は記録的なセールスを上げており、はやくも今年最も売れたアルバムになるのではないかと見られている。

またシングル「Viva La Vida」は、今週のBillboardチャートのトップを飾った。意外なことに、これがコールドプレイ初のUSAナンバー1シングルとなる。続いて来週は、アルバム『Viva La Vida Or Death And All His Friends』もNo.1に輝くものとみられている。

Ako Suzuki, London
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