栗コーダーカルテット、湯川潮音・松本素生とコラボ

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通称“やる気のないダース・ベイダーのテーマ”収録のアルバム『ウクレレ栗コーダー』の脱力ぶりが話題になり、リコーダーやアコースティック楽器中心の演奏で多方面で活躍する栗コーダーカルテットが、今度は2人のヴォーカリストとコラボレーションを行い、それぞれシングルCDをリリースした。

一人は湯川潮音で、シングルタイトルは「溜め息の橋」。天使のような純真さを感じさせる透明感溢れる声が、アコースティックギター、リコーダー、マンドリンなどと交じり合い、ケルト音楽を思わせる素朴で美しい世界を作り出す。この曲は、NHK-BSアニメ『アリソンとリリア』のオープニングテーマ。歌詞は湯川潮音で、物語を俯瞰したその歌詞はアニメと見事にシンクロし、このコラボレーションでしか生まれない独自の輝きを放つ。PV映像もノーカットで公開しているので、ぜひぜひそちらも見てほしい。

●「溜め息の橋」PV映像をノーカットで
https://www.barks.jp/watch/?id=1000022344

そしてもう一人はGOING UNDER GROUNDの松本素生で、タイトルは「サヨナラのおまじない」。特徴ある松本の声が、ストリングスとリコーダーをバックに従えて生き生きと輝く。松本はいつも爆音の中で歌っているわけだが、こういうアコースティックアンサンブルの中ではさらに声の存在感が増し、面白いコラボレーションになっている。こちらは同じNHK-BSアニメ『アリソンとリリア』のエンディングテーマ。

このCD、ジャケットがまた良い味を出していて、「溜め息の橋」は表が服を着て擬人化された白熊で裏が猫。「サヨナラのおまじない」は表がカエルで裏が犬。なんとも純朴でかつ斬新なデザインなのだ。思わず部屋に飾ってみたくなること間違いなし。

栗コーダーカルテットは7月16日から全国ツアー<夏から秋へ渡る橋>が始まる。全公演に、この二人のヴォーカリストが参加する予定だ。このコラボにグッと来たなら、ぜひ足を運んでみてほしい。

全国ツアー<夏から秋へ渡る橋>
7月16日(水)名古屋ボトムライン
[問]サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
7月17日(木)福岡Gate's7
[問]BEA 092-712-4221
7月18日(金)大阪BIG CAT
[問]YUMEBANCHI 06-6341-3525
8月1日(金)東京・恵比寿LIQUIDROOM
[問]FLIP SIDE 03-3470-9999

●栗コーダーカルテット・オフィシャルサイト
 http://www.kuricorder.com/
●ジェネオンエンタテインメント
 http://www.geneon-ent.co.jp/music/kuricorder/gncl0033-34/
●湯川潮音オフィシャルサイト
 http://www.yukawashione.com/
●GOING UNDER GROUNDオフィシャルサイト
 http://www.aquamusic.co.jp/going/
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