テクノポップ好きな皆さん、キツネ系美女immiって知ってますか?

immiという女性アーティストがいる。佐藤江梨子系の可愛い感じに、Charaをさらにエアリーにしたようなガーリーヴォーカル。歌詞はaikoのように女の子の気持ちを独特の表現で書き上げ、そして曲はPerfumeに代表されるテクノポップ…よりも若干ロックよりなエレクトロ。楽曲は今のところiTunesとmoraでの配信のみ。
こう書くと、“一体何者なんだ?” ということになる。なので、彼女がこれまでリリースした楽曲すべての試聴を用意した。まずはこれを聴いて、上に挙げた例えがあながち間違いではないということを確認してみてほしい。
●immiの全楽曲試聴&シングルジャケット画像
https://www.barks.jp/feature/?id=1000041335&p=3
<日本発、“キツネ”系ニューレイブJ-POPサウンド>と称されるimmiは、2007年12月12日に配信限定シングル「コズミックピンク」でデビュー。同曲は、11月28日~12月4日の期間限定でiTunes Storeの「今週のシングル」に抜擢され、5万件を超えるダウンロードを記録し、大きな関心を集めた。
さらに2008年3月には2ndシングル「クラクション」を配信でリリース。同シングルのカップリング曲「Local Train」は、キヤノンのデジタルカメラ「iVIS」TVCMソングに採用され、さらにPARCOの<「あるこう。」キャンペーン>TVCMソングでは、彼女自身がヴォーカリストとして抜擢されるなど、TVを通じて彼女の歌声を耳にした人もいるかもしれない。
そんなimmi。2008年の夏にはアルバム『Switch』の配信&そしてファン待望のCDリリースも予定されている。

ところで、<“キツネ”系>というワードが気になる人もいることだろう。“キツネ”系とは、もちろん彼女の涼しげな瞳を指している…というのもあるだろうが、それだけではないように思われる。
昨今、フランスを中心に注目されているクリエイター集団 “KITSUNE”。パリ在住の建築家 Masaya Kurokiと、ダフト・パンクのマネージメントを10年以上手がけているGildas Loaecを中心に、さまざまなバックボーンを持つメンバーが集まり、ファッションとポップなダンスミュージックを融合させた活動を行なっているクリエイティブ集団。欧州クラブ・シーンの最先端をひた走っている彼らの活動は、2 MANY DJS、大沢伸一、ブロック・パーティー、ウルフマザーなど世界中のDJたちからも熱い視線を注がれている。
そんなKITSUNEのメンバーが敬愛しているのが、テイ・トウワ(KITUNEがフランスで最初にリリースした作品がテイ・トウワの「FUNKIN' FOR JAMAICA」)。そしてimmiのプロデューサーのN.A.i.Dもまた、テイ・トウワのプロジェクトに関わっている人物のひとり…。
彼女のサウンドには、パリのクラブシーンを熱くさせている “KITSUNE” の遺伝子も受け継がれているのだろう。ということはつまり、彼女の曲の中に見え隠れしているのは、これから日本でも流行るであろうサウンドの片鱗。
つまり彼女が生み出すような楽曲、そのテイストこそが、今のテクノポップブームを引き継ぐ形で、次の大きなムーブメントとなるのではないかと思うのだが…いかがだろう?
●immiのフォトアルバム
https://www.barks.jp/feature/?id=1000041335
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