英シングル・チャート、ディジー・ラスカルがトップに

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今週の英シングル・チャートは、ロンドン出身のラッパー、ディジー・ラスカル(&カルヴィン・ハリス)の「Dance Wiv Me」が初登場でトップに輝いた。'03年のデビュー当時からマーキュリー・アワーズ(『Boy In Da Corner』)を受賞するなど高い評価を得てきたディジーだが、チャートのトップを飾るのは初めてのことになる。

先週1位だったNE-YOの「Closer」は2位に後退。3位にはスウェーデンのダンス・アクト、ベースハンターの「All I Ever Wanted」がチャート・インした。今週はこのほか、20歳のDJ、IRONIKの「Stay With Me」が先週の25位から6位へ急上昇、トップ10入りを果たした。

アルバム・チャートは、4週連続でコールドプレイの『Viva La Vida Or Death And All His Friends』がトップをキープした。2位も変わらずダフィの『Rockferry』がホールド。3位にはクリス・ブラウンの『Exclusive』が6位からアップした。

今週はデヴォン出身のフォーク・シンガー、セス・レイクマンの4thアルバム『Poor Man's Heaven』が8位に初登場。そのほか、ネルソン・マンデラ誕生日コンサートとグラストンベリー・フェスティヴァルでのパフォーマンスがテレビ放送されたエイミー・ワインハウスの『Back To Black』が13位から7位に再上昇。ティン・ティンズ(『We Started Nothing』6位)、リアーナ(『Good Girl Gone Bad』9位)、ニール・ダイアモンド(『The Best Of Neil Diamond』10位)も再度トップ10入りした。

グラストンベリー効果の顕著な例としては、エルボー(『The Seldom Seen Kid』22位)、キングス・オブ・レオン(『Because Of The Times』37位)、ウォンバッツ(『A Guide To Love Loss & Desperation』38位)、ラスト・シャドウ・パペッツ(『The Age Of The Understatement』40位)がトップ40内に再エントリーしてる。論争を呼んだヘッドライナー、ジェイ・Zのアルバムは延びず、シングル「99 Problems」が35位に再登場するにとどまった。

Ako Suzuki, London
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