ニッケルバック、マドンナ、シャキーラに続く

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イベント興行会社Live Nationが続々と大物アーティストの契約に乗り出している。Live Nationは本来、コンサートのプロモーターが本業だったが、最近はグッズやデジタル・アイテムの版権だけでなく音源にまで手を広げている。

ワーナー・ミュージックとの契約が締結するマドンナが1億2,000万ドル(約120億円)でマネージメント、アルバム、ツアーをひとまとめにした大型契約を結んだのをはじめとし、その内容は異なるがジェイ・Z、U2、シャキーラも続々と同社と契約を交わしている。

勢いにのるLive Nationは、新たにニッケルバックとパートナーシップを結んだことを発表した。3枚のアルバム・リリース、ツアー、ライセンシング、およびマーチャンダイズを引き受ける。ニッケルバックのフロントマンは「Live Nationとの契約により、バンドの可能性を最大限に拡大できる」と声明を発表している。

ニッケルバックはまだ、Road Runner Recordsとの間に2枚アルバムをリリースする契約が残っており、Live Nationからのアルバム・リリースはその後となる。また前回のツアーはAEG Liveのオーガナイズのもと行なわれたが、この先はLive Nationの所有するアリーナで開かれるものと見られている。

アーティストがLive Nationと契約を結ぶのは、契約金の面だけでなく、レコーディング、マネージメント、ツアーなど全てが1つに包括されるため便利だとの話もある。

Ako Suzuki, London
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