DJ魂を熱くする「Pacemaker」 発表会に行った!触った! そして…

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もちろんバッテリー駆動も可。バッテリーはDJプレイ時で5時間、ミックスをしないでただ聴いているだけで8時間程度とのこと。バッテリーは交換式ではなく内蔵となっている(これは交換式バッテリーであって欲しかった)。対応ファイルはMP3/M4A (AAC-LC)/AIFF/FLAC/WAV/Ogg Vorbis/SNDと幅広く、iTunesのヘビーユーザーである僕みたいな人にも嬉しいポイントだ(ご存知のように、iTunesはデフォルトのファイル形式はAAC)。PCとの連結用のソフトが開発されているのだが、このソフト上でも簡単な波形編集やミックスができたりと、単にトラック管理ソフト以上の活用ができる。このソフトはWindows XP、Vista、Mac OS X v10.4.4 (Intel Mac) 以降対応となっている。

絶賛しすぎたので、強いて難点を1つ。“タッチパッドの感度を自分好みにコントロールしたい。” 僕はピッチベンド使用時にタッチパッドの感度がダルく感じたのだ。もっとも、この手の感度に関しては人それぞれ好みがあるので、柔軟に調整できてほしかった。

…いや、この程度の不満は大きな問題とはならないのかもしれない。なぜならこの「Pacemaker」、これまでかなり頻繁にファームウェアが更新されているらしく、今後もファームウェアのバージョンアップによって、確実に性能、ユーザービリティが向上してゆくことが期待できるからだ。きっとどこかのタイミングでタッチパッドの感度が調整できたり、もっと画期的な機能が搭載されるはず。そんなことを考えていると、今すぐ「Pacemaker」に飛びついても損はない気がする!

…というわけで、僕はしっかりと自腹で予約を入れてしまった(笑)。気になる発売日は、なんとiPhoneと同じ7月11日。想定市場価格が89,800円。

これだけの機能と、どこでもミックスができるという “DJブースからの開放” を考えると決して高くないと思うし、何より「Pacemaker」の “ヤバさ” に心を揺さぶられた。これで僕はブースのないBarやレストランでもパーティーができるし、通勤電車の中でもミックスを楽しめる(満員電車の中をクラブに変えることだってできるかも! それは迷惑ですか! そうですよね…)。

でも、こんなことを考えていると発売日が待ち遠しくてたまらない。

text by Dj JOSE

Pacemaker日本オフィシャルサイト
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