アニメ人気は『ガンダム』と『トトロ』 約1割はシャア経験あり?

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日本が世界に誇るジャパニーズ・カルチャーといえば「アニメ」。ではそんなアニメを日本人はどのくらい見ているのか? さらに人気のアニメは? マイボイスコムの調査によると、やはり人気は『ガンダム』と『ジブリ』作品の模様。さらに、約1割の人はシャア・アズナブルになったことが…?

マイボイスコムは、<『アニメ』に関する調査>を実施、14060件の回答をもとに調査結果をまとめた。

●「これまでに見た中でもっとも好きなアニメ作品ランキング」(男女別・年代別)
https://www.barks.jp/feature/?id=1000041704

これによると、アニメを週に1本以上見ている人は45%。「月に1本」「年に数本」を合わせ、現在アニメを見ているという人は全体の66%に上った。主に見ているジャンルは、 「家族もの」が55%と過半数を超え、以下、「スタジオジブリ作品」(43%)、「ディズニー作品」(31%)と続く。また、現在アニメを見ていると回答した人のうち、37.8%が「特にアニメに対するこだわりはないが、好きで見ている作品がある」と回答。さらに25.8%は「家族や恋人、友人・知人等のつきあいで見ている」という、なかなか大変な境遇の人も…。

見ているアニメから派生して関連商品やサービスを利用した人は、約6割。中でも「原作マンガ・小説などを購入した」(33.2%)、「DVD・ビデオをレンタルした」(29.6%)、「キャラクターグッズを購入した」(17.9%)という結果だった。

さて、注目の<これまでに見た中でもっとも好きなアニメ作品>という質問。男性モニターのTOPは、『機動戦士ガンダムシリーズ』で、以下『ドラゴンボール』『サザエさん』『ドラえもん』。女性モニターでは『となりのトトロ』『サザエさん』『風の谷のナウシカ』『名探偵コナン』と続いた。年代別でみると、『サザエさん』は国民的アニメらしく、各年代で人気。一方、『機動戦士ガンダムシリーズ』は30代、40代で支持が高めであることがわかる。まさにこの年代は、いわゆるファーストガンダム世代。これまで存在しなかった “そこに善も悪もない、ただ戦いがあるだけ” という戦争アニメ、新たなロボットアニメの登場は、かなり衝撃的だったに違いない。

なお、面白いアンケートをひとつ。男性モニターの間で1番人気の『機動戦士ガンダム』といえば、“坊やだからさ…” とガルマの戦死に皮肉を言うシャア・アズナブルや、“あえて言おう、カスであると!” と国民の士気を高揚させるギレン・ザビ、モビルスーツ「ジオング」に足がついていないことを指摘したシャアに向かって “あんなの飾りです! 偉い人にはそれが分からんのですよ!” と言い放ったジオン軍兵士など、登場人物の台詞もまた印象的。ところで、<アニメがきっかけで何か行なったことがある>という人は、今回、約20%に上った。中でも「登場人物の動作やセリフのまねをした」ことがある人は12.3%。

つまり、約10%強の人は、上司や先輩から、仕事のミスを指摘されて “認めたくないものだな、自分自身の、若さ故の過ちというものを” と呟いたり、DV癖のあるカノジョに叩かれて、 “2度もぶった! 親父にもぶたれたことないのに!” と叫んだのではないか、と思われるのだが…経験あります?

マイボイスコム
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