エイミー・マン、新作はギターレスの新境地

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エイミー・マンの新作が8月27日にリリースされることが発表された。

2006年にクリスマス・アルバムの発表があったものの、オリジナル曲で構成された新作としては2005年の『フォーゴトン・アーム』以来、約3年ぶり。通算6作目のソロ・アルバムとなるこの作品『@#%&*! Smilers』は、クリスマス・アルバム同様バンドのベーシストでもあるポール・ブライアンによるプロデュース。ちなみにこのタイトル、文字化けではございません。

アルバムは全13曲入りで、これまでにライヴで披露されてきた「ColumbusAvenue」「Thirty One Today」「Freeway」や『北極のナヌー』サウンドトラックに提供されていた「Great Beyond」なども収録されている。エレキギターの代わりにディストーションのかかったウーリッツァーやクラヴィネット、アナログ・シンセを使用した今までにないサウンド作り、リズム・セクションも豊かでオーガニック、その上に細かく織り合わされるキーボード…といった感じの素晴らしい作品に仕上がっているとのこと。

これまでのエイミーはやや寂しげでゆったりとしたサウンドを得意とする傾向があったのに対し、『スマイラーズ』ではさらに芳醇でスケール感の大きいサウンドにトライしたようだ。今回はギターサウンドを使わずに、これまでに馴染みのなかったタッチも用いているという。

「以前のどのアルバムとも違う音にしようとしたの。今回は違う味にしたかったから、エレクトリック・ギターの代わりにディストーションのかかったウーリッツァーやクラヴィネット、アナログ・シンセサイザーなんかを使ったのよ。リズム・セクションは豊かでオーガニックな音にして、その上に細かく織り合わされたキーボードの音を載せたの。それから、曲によっては本物のストリングス・セクションを起用したり、ホーン・セクションのアレンジを施したりもしたいってことも分かっていたわ」──エイミー・マン

日本盤『スマイラーズ』は、2008年8月27日発売予定、初回限定盤(税込3150円)はデジパック仕様&32ページブックレット付で、日本盤のみDVD付属となる。通常盤は税込2520円。
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