元ちとせ、2008年も反戦の歌を配信限定リリース

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元ちとせのブレイクのキー・マンともいえる、「ワダツミの木」の作者、故・上田現氏のラスト・プロデュース作品となった「カッシーニ」。元ちとせの最新アルバムの表題曲でもある「カッシーニ」は、2004年に結婚した元ちとせの幸せそうな姿を見てすぐに上田氏が書いた楽曲で、長い年月を経て完成された渾身の一曲だ。

7月26日(土)に西武ドームで行なわれた<第10回オーガスタキャンプ>では、“上田現氏に捧げるステージ”として全曲上田氏プロデュースの楽曲で構成し、3万人のオーディエンスを感動させたことも記憶に新しい。

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そんな元ちとせと坂本龍一のコラボレーション楽曲「死んだ女の子」が、8月16日(土)までの期間限定で、PCと携帯で配信されることになった。

「死んだ女の子」は、平和への祈りが綴られた反戦歌。原爆投下から60年を迎えた2005年8月6日に、広島の原爆ドーム前で、坂本龍一と元ちとせによる「死んだ女の子」のパフォーマンスが行われ、大きな反響を呼んだ。

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当時もこの楽曲は期間限定で配信されたほか、アルバム『ハナダイロ』の初回盤にも収録されており、収益はユニセフに寄付された。今回も例年同様に、収益は寄付金として有効に活用されるという。

■オフィシャル・サイト http://www.hajimechitose.com/
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