ジョン・レノンの殺害犯、5度目の仮釈放申請も却下

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ジョン・レノンの殺害犯マーク・チャップマンの仮釈放申請が却下された。仮釈放の申請が可能となった2000年以来、5度目となる。

ニューヨーク州の仮釈放委員会は、チャップマンは'94年以来模範囚ではあるものの、「多くの人々に影響を与えた痛ましい事件を引き起こした」彼の仮釈放は「現時点では公共の安全と福祉に与える影響を懸念し認めることができない」との判断を下した。

'80年12月8日にニューヨークの路上でレノンを殺害したチャップマンは、現在、同州のアッティカ刑務所に服役中。身の危険を考慮し、他の囚人から引き離された独房に入っているという。

チャップマンの仮釈放が却下されたのは、2000、2002、2004、2006年に続き5回目のこと。仮釈放委員会に反対意見を伝えていたヨーコ・オノの弁護士によると、彼女はこの決定に「満足している」という。

Ako Suzuki, London
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