景品に「生きた伊勢エビ」も? クレーンゲームについて意識調査

ツイート
ゲームセンターで根強い人気を誇るゲームといえば、UFOキャッチャーなどの「クレーンゲーム」。誰しも一度くらいは “あのぬいぐるみ、カワイイー。ほしいなー” とおねだりし、またおねだりされてチャレンジしたことがあることだろう。

ネットマーケティングを展開するアイシェアが、「クレーンゲームに関する意識調査」を実施。413名の回答から、“一度に使った最高額”や“取った景品の行く末”などが明らかになった。

これによると、「クレーンゲーム」の経験があると回答したのは全体の72.9%で、男性が69.2%、女性が76.7%と女性のほうが多い。ゲームのわかりやすさと景品に可愛らしいモノが多いところから、比較的、女性も遊びやすいのだろう。

ゲーム経験者に「一度に最高何円使ったことがあるか」を聞いたところ、最も多かったのは「500円~1000円未満」の31.9%。次いで「500円未満」が27.2%。あくまでゲームなので、小遣いで楽しめる程度にとどめておく人が多い。とはいえ、全体の11%は「3000円以上使う」という人。その中の2.7%が「一度に10000円以上」の高額を使った経験があるという。

「クレーンゲーム」で獲得した景品を複数回答で聞いたところ、「人形・フィギュア」が85.7%でトップ。「お菓子」40.9%、「おもちゃ」38.9%と続いた。ちなみに「あなたが見かけたユニークな景品」を自由回答で求めたところ、意外に多かったのが「(生きた)伊勢エビ」。さらに生き物では「ミドリガメ」、「飼育用のフグ」、「メダカ」などの名前が挙げられた。また「アイスクリーム」「ケーキ」などのスイーツから「米」「冷凍食品」まで、食べ物系も最近ではクレーンゲームの景品になっているようだ。

さて、そんなGetした景品(「人形・フィギュア」)の行く末について聞いたところ、全体の3割近くが「飾ってあるがホコリを被っている」とし、2割については「捨てた」と回答。また「しまってある」「プレゼントした」の合計は3割で、多くの人が景品自体にはあまり興味がない様子。大半が “取れそうで取れない” という『ゲーム的要素』に重点を置いているようだ。

“取れそうで取れない” クレーンゲーム。でも本当にキャッチしないといけないのは、目の前のぬいぐるみなんかじゃなく、隣りにいるカノジョのハートであることは、いまさら言うまでもない。

もちろん、こちらもなかなか “取れそうで取れない” のだけど…。

●クレーンゲームに関する意識調査詳細
https://www.barks.jp/feature/?id=1000042683
この記事をツイート

この記事の関連情報