ミューズ、UFOを断念

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2008年の数少ないパフォーマンスのひとつである<Vフェスティヴァル>で「何か壮大なこと──UFOの出現」を予定していると話していたミューズだが、安全衛生管理の事情によりフェスの開催者からゴー・サインが出なかったという。

舞台装置すべてをデザインし直し大金をかけさまざまな小道具を用意したものの、今回は無駄になってしまったそうだ。フロントマンのマット・ベラミーはこう話している。「UFOを持って来ようと思ってたんだ。でもいつもとごとく、安全衛生法に台無しにされてしまった」「残念なことに、実現できなかった。ワイヤーとか使って、できたはずなのに。上空から観客の上に吊り下げようと思ってたんだ。大金費やして、作ったんだよ」

しかし、それは次回のツアーで堪能できるかもしれない。「2010年までとっておくよ」と続けている。

バンドは週末行なわれた同フェスティヴァルで、UFOの代わりに巨大サテライトやスモーク、火薬などを使いパフォーマンスを盛り上げたそうだ。

この夏、フェス出演をひかえているミューズはこの後、スタジオに入り2006年の『Black Holes & Revelations』に続く5枚目のスタジオ・アルバムの制作に取り掛かるとみられている。

Ako Suzuki, London
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