現役高校生・奥村初音、10代のリアルな歌詞で人気沸騰中

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<「大丈夫」は便利な言葉 / いつの間にか 私は嘘つきになった…>と歌う、大阪在住の17歳、現役高校生シンガーソングライター奥村初音が急速に注目を集めている。

ミニライヴを行なった奥村初音 ~フォトアルバム~

きっかけは、日本テレビ系水曜ドラマ『正義の味方』主題歌に抜擢されたシングル「ホントはね」。上記のような、日常のリアルな思いや独自の世界を鋭く表現した歌詞に同世代が共感。同楽曲のダウンロード数は累計で5万DLを超えた。

またこの夏は、エイベックスの夏フェス<a-nation '08>に全公演出演。累計26万人の前でパフォーマンスを披露し、会場をストレートな歌声と柔らかい彼女の関西弁で包んだ。<a-nation>で初めて彼女の歌声を聴き、一気にファンになったという人も数多くいることだろう。

そんな奥村初音が、デビュー1周年を間近にして、記念すべき1stアルバム『ありがとう』を9月3日にリリース。このアルバムには、話題のタイアップ曲が満載。シングル「ホントはね」同様に、注目度が高まっている。

アルバム収録楽曲は、前出のドラマ『正義の味方』主題歌「ホントはね」、フジテレビ系『グータンヌーボ』エンディングテーマの「夏色の恋」、水嶋ヒロらが出演するケータイ恋愛ドラマ『100シーンの恋』主題歌「砂」、映画『秋深き』(八嶋智人・佐藤江梨子主演 / 2008年11月、全国公開)主題歌「モノクロの空」、魔法のiらんどTVケータイドラマ『Re:涙雨、』主題歌「ふたり」、テレビ朝日系『ツジツマ』テーマ曲「あした晴れたら」など全12曲。かなりボリュームのある、珠玉の名曲がぎゅっと凝縮された1枚となっている。

中でも、アルバム収録曲「ふたり」は、10代に絶大な人気を誇るケータイサイト「魔法のiらんど」の「配信リアルタイムランキング」で1位を獲得。様々な配信サイトでもランキング上昇中と、まさしく “ブレイクの兆し” を感じさせる動きを見せている。

さらに、アルバム『ありがとう』のリリースを記念して、9月6日(土)にラゾーナ川崎プラザにて行なわれたリリースイベントでは、のべ2000人もの観客動員を記録。そのパフォーマンスに、年齢を問わず立ち止まり聞き入る観客や、歌声を少し耳にしていったんその場を離れるものの、再度ステージを見るために戻ってくる買い物客が多く見受けられた。彼らの足を止めたもの、彼らをステージに引き寄せたもの、それは奥村初音の歌声に他ならない。ミニライヴ終了後に行なわれたサイン会では、瞬く間に長蛇の列ができ、すべての人と握手を終えたのは、イベント実施時間限界ギリギリだった。

さて、そんな奥村初音、この勢いに乗って初のワンマン・ライヴも決定している。特筆すべきは完全招待制(無料)であることだ。10月17日に大阪「なんばHatch」、19日は東京「赤坂BLITZ」で開催されるこのライヴへは、オフィシャルサイトから応募可能となっている。

奥村初音、その名前、そしてその歌が日本全国に知れ渡るのもそう遠くない。17歳のシンガーソングライターが、今後どのような軌跡を辿っていくのか注目していきたい。

話題曲・日テレ系ドラマ 『正義の味方』主題歌「ホントはね」MV映像
「モノクロの空」MV映像
奥村初音からのコメント映像
奥村初音オフィシャルサイト
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